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裁決・判例で検証

研修会

有効求人倍率

事例に学ぶ最新の不祥事対応

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長野県議会環境産業観光委員会と ..

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後見監督事務処分事件

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裁決・判例で検証
 研修会が続いている。
 前日に引き続き、税理士会長野支部での研修会。前半は「採決・判例で検証する配偶者の税額軽減」でDVD研修。後半は、長野支部の金井先生が講師となって「退職所得(退職給与)の判断基準となる租税判決」。
 非常に参考になった。

 金井先生の「税の考え方も最終的には司法の考え方になる。」という一言も印象に残った。
 地裁での判決が確定した場合、「まるめの結果」である場合もあるので注意という。国は最高裁までもっていきたくないこともあるらしい。地裁判決で確定しているからと、実務でそのように処理するのは危険であり、参考程度にするのがよいとの話もしてくれた。
 
 金井先生の研修は充実していた。

 次回が楽しみだ。
 
05:44, Friday, Jul 13, 2018 ¦ 固定リンク


研修会
 今年も松本で開催される3回シリーズの研修会がスタートした。長野県下の税理士と職員が受講するので、この研修会では結構知っている人たちに会えて、それだけでも嬉しいのだ。
 そして久しぶりの山口先生や倉科先生、塚原先生といった仲良しグループのメンバーでの楽しい休憩時間も充実していた。

 今年の3回シリーズの内容は「実務のための取引相場のない株式」という演題で、税理士の田村栄氏からご教授頂いた。
 初日第1回目は、今まで事務所で行っていた評価についての確認がきちんとできた研修であった。事務所からは職員が4名出席してる。職員たちも自信をもって株式の評価の担当ができるに違いないと思う。

 さあ〜出席した職員。レポート提出お願いね。
 
04:43, Thursday, Jul 12, 2018 ¦ 固定リンク


有効求人倍率
 長野県の5月の有効求人倍率は1.7倍となっている。 
 5月の新規求人・求職者数を職業別に対比してみると、「専門的・技術的職業」、「サービスの職業」、「生産工程の職業」、「建設・採掘の職業」などで求人数が求職者数を上回っており、一方で、「事務的職業」、「運搬・清掃等の職業」で求職者数が求人数を上回った。

 税理士事務所は「専門的・技術的職業」に入るだろう。

 来春卒業予定の高校生にたいしての求人を予定しているが、高校の対応に戸惑って居る。
 今までは就職担当の教諭が事務所を訪ねてきてくれた。採用予定がない年でも高校側からの依頼で採用した時もあった。
 当たり前のことなのかもしれないが、今年はこの時期になって事務所から高校へ顔出しをするように言われ、最後には「事務職の希望者はいるが税理士事務所を希望するか分からない。」という状況を説明された。
 高校側からの冷たい風を感じているのは私だけ・・・?
 
05:43, Wednesday, Jul 11, 2018 ¦ 固定リンク


事例に学ぶ最新の不祥事対応
 長野県経営大学講演会(長野県経営者協会主催)で、弁護士久保利英明先生が講師として「事例に学ぶ最新の不祥事対応」という演題での講話をいただいた。

 ポイントは、『経営管理に企業規模の大小は無関係。不祥事を未然に防ぐには誠実がすべて。内部統制システムが大事。』ということ。
 最初に久保利先生が言われたこと。株主が主権者であり、株主が社長を選任して社長を通して会社を経営しているということを忘れてはならない。

 最近の不祥事の事例をもとに、なぜ不祥事が起きたか、何が欠けていたかを具体的にお話しいただき非常に興味深く、また考えさせられた。


 内部通報制度が利用されず、機能せず、外部への告発が頻発なのはなぜか・・・?原因は次の通り。
1 匿名であっても犯人探しが始まる。
2 面倒だ、と事実調査をせずに通報事実を頭から否定される。
3 現場の同僚も上司も「余計なことをしてくれた」と取り合わず、握りつぶす。
4 トップからの感謝も昇進・昇給もないどころか左遷までされる。
5 それなら内部通報などするものか。
6 いっそ、監督官庁やメディアなど外部告発してやろう。
7 トップは何が起きたか知らないまま「裸の王様」になる。
8 情報を得た監督官庁は立ち入り調査をするが、事実を知らないから説明は要領を得ない。

 内部通報制度は砂金探しと一緒であるという久保利先生の言葉。各企業は内部通報制度を見直しする必要があるだろう。
 
08:33, Sunday, Jul 08, 2018 ¦ 固定リンク


クレンディスタンス網走大会
 今日は15:00から長野県経営者協会の理事会がある。そして14:55スタートのホクレンディスタンス網走大会での5000m男子に出場する息子が控えている。ライブ配信をするらしいが、会議と重なってしまって残念。

 詳細は下記の通り。(JBMA情報HPより)

7月4日(水曜)に開催されるホクレンディスタンスチャレンジ網走大会でブラインドの5000mが行われ、強化指定選手が参加します。
スタート時間と参加選手、所属、伴走者名です。

男子 14時55分スタート
堀越 信司 NTT西日本
高井 俊治 瓦町ぎおん温泉 
和田 伸也 長居WIND 保倉 敏樹・田村 春凪
熊谷 豊 三井住友海上
唐澤 剣也 JBMA 茂木 洋晃
谷口 真大 JBMA 松垣 省吾

女子 15時20分スタート
道下 美里 三井住友海上 青山 由佳
西島 美保子 JBMA 溝渕 学  
青木 洋子 NTTクラルティ 山口遥

大会の様子がライブ配信されます。詳細は日本陸上競技連盟のHPをご覧ください。 http://jbma.or.jp/news/news_event_info/event_180703_01/
 
05:25, Wednesday, Jul 04, 2018 ¦ 固定リンク


長野県議会環境産業観光委員会との懇談会
 長野県議会環境産業観光委員会と長野県経営者協会との懇談会が開催された。昨年に引き続き2回目であり、いい意見交換の場である。

 長野県議会環境産業観光委員会の委員長は信州・新風・みらいの荒井氏である。
 最初のごあいさつの中で「経営者協会の女性部会長がいらっしゃいますが、現代では女性の力が必要です。」との一言があり、すごく嬉しかった。
 荒井氏は県議会にいち早く手話通訳の必要性を訴え取り入れるきっかけを作った議員である。

 長野県経済のことを中心に情報交換が行われた。
 南信では、誘致された県外企業が人で不足を補うためにポスティングを大々的に行い、地元企業からの人材が流れ出しているらしい。地域が活性化されるのはいいが、根差した地元企業を守る施策も必要だ。

 日本共産党県議団の高村氏からは消費税についての意見が出た。

 時間オーバーの中で、最後に消費税のインボイスによる免税事業者の経営危機、地元企業を育てる・守る必要性、自然環境保護について意見を述べさせてもらった。
 山中に放置されている山林搬出のためのワイヤーのことから、森林県でもある長野県は鳥獣被害防御のための電気柵等を設置するのでなく、時間が経過すれば自然に朽ちるウッドガードを利用すべきである。

 その後の懇親会は、更に熱い交流の時間であった。
 
05:42, Tuesday, Jul 03, 2018 ¦ 固定リンク


交通事故研修会その3
 月に1度の割合で参加している交通事故研修会の今月は「事故解析」であった。
 衝突角度、自動車の衝突部位などの要素によって、固定物へ小トスした事故車に発生する損傷を教えてもらった。
 また外見的観察の手順から衝突相手物の推測や入力方向の考察などを行い、すごく面白かった。

 このような勉強をやっていると、絶対に取り付けておこうと思うのがドライブレコーダー。もう取り付け済みだが、自分の運転も1週間データーとして残るらしいから、慎重にはなるわね。
 
05:38, Friday, Jun 29, 2018 ¦ 固定リンク


後見監督事務処分事件
 後見人は一定期間ごとに後見事務報告書を家庭裁判所に提出しなければならない。提出された後見事務報告書は、裁判所側で内容を確認し、問題があるようなら後見人を呼び出して審問するようになる。是正が行われるのだ。

 後見人をやっているAさんが、裁判所に提出する後見事務報告書を見てほしいと事務所にやってきた。

 Aさん一家とは20年以上のお付き合いで、色んなことを一緒に歩んできた。

 被後見人は父親。高齢の母と妹とAさんで要介護5の父親を自宅介護しているのだ。母はわずかな老齢年金があるだけ。妹は介護のために仕事をやめ無収入。Aさんが大黒柱となって働いている。被後見人である父には、幸いにして年金収入があるので、一家の収入をすべて家族4人の生活費に充てて生活している状態だ。

 後見事務報告書には、そのままの収支計算書が作成されていた。
 家族全員の収入が記載され、家族全員の支出も記され年間収支が出されていた。不正があるわけではない。しかしこの後見事務報告書は、被後見人にかかるものだけを記載するので、その整理が大変だ。
 Aさんから聞き取りをしながら、被後見人にかかるものだけを抜き出した収支計算書を作成し、今後の金の管理の仕方などを打ち合わせした。

 Aさん家族のような生活形態はたくさんあると思う。
 生活がすべて一緒になってしまっている、父親の年金だけでは生活が成り立たない、というような場合には、後見事務も大変だと思う。ましてや自宅介護であるから、食費なども一緒になっている。
 Aさん一家が一企業の会計報告とみれば何ら問題はないのに、裁判所に提出する後見事務報告書は、被後見人部分だけ抜き出さなければならない。

 こうした作業はちょっと大変!かなと感じている。
 
05:25, Thursday, Jun 28, 2018 ¦ 固定リンク


単純承認
 Aさんが亡くなった。
 Aさんの相続人はBさん、Cさんほか5人の計7人。相続人7人で遺産分割協議を行っているうちにCさんが亡くなった。
 Cさんの相続人はDさん、Eさん、Fさんの3人。この3人が亡くなったCさんの代襲としてAさんの遺産分割協議加わることになる。

 さて、Cさんが亡くなって3か月が経たないうちにAさんの遺産分割協議がまとまって、代襲相続人のDさん、Eさん、FさんはAさんの遺産の一部を取得した。
 注意しなくてはならないことは?

 Dさん、Eさん、FさんはCさんの遺産を単純承認したことになる。
 仮にCさんの遺産状況が債務超過であった場合、Cさん死亡後3か月以内に相続放棄ができるが、ここでAさんの遺産分割により単純承認をしてしまったので相続放棄は認められないということだ。

 数次相続が発生した場合、遺産分割協議の時期も注意しないとね。

 このようなケースに出会ってビックリコンでした。
 
05:26, Tuesday, Jun 26, 2018 ¦ 固定リンク


Tさんの玉ねぎ
 Tさんの生前に、夫のOさんと一緒に植えた玉ねぎが収穫できた。
 Oさんは言う。
 「妻と一緒に植えた最後の玉ねぎが収穫できたので、是非食べてください。」

 Oさんは妻のTさんとともに、農園を経営してきた。その模様がテレビでも紹介され、そのときのDVDも見せてもらった。

 Tさんが亡くなってから、Tさんの夫であるOさんと生前のTさんに出会った。そして今、この二人を通して誠実に生きることを学んでいる。

 税理士は、今まで知り合っていなかった人と、その人やその人の家族の相続で知り合いになることも多い。そして相続という仕事を通して人生の最後の締めくくりのお手伝いをしながら、たくさんのことを学ばさせてもらっているのだ。
 相続の案件がたくさん入ってきているが、その分多くの人の人生にふれるという宝を、税理士は積んでいるのだ。
 
07:36, Wednesday, Jun 20, 2018 ¦ 固定リンク


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