| 昨年若くして亡くした社長である夫の意思をついで社長となったYさん。新年のご挨拶をと事務所にやって来た。 
 未成年の子を二人抱えながら社長職に奮闘するYさんは、とても明るかった。
 どうしよう・・・何て言っていられない。寂しいなんて感じている間がない。
 そうしたYさんの姿を見ていると、同じ働く女性としての志に背中を押されるのだ。
 
 東京に住むYさんは、東京でお墓を購入した。
 今のお墓事情は、ビルの中にあって自動で納骨された自分家の墓が下りてくるそうだ。仕組みは立体式の駐車場のようになっている。30年間供養してもらえるらしい。
 24時間いつでも行けてお参りできき、月命日には子供たちと必ずお参りに行っていると話してくれた。
 
 これからどうなるか分からない。でもそんなこと心配していたら何も前に進まないから頑張るしかない!
 
 わたしは、Yさんの母親としての社長としてのこれからの人生を、ずっと見守っていくのだ。
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