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ある会社のトップを50年間勤めてきた方が会長に就任しました。永い歴史のある会社です。
社内報を毎月発行しており、私は自分の手元に届くのを楽しみにしています。それに「社長の願い」から変更した「会長の願い」というページがあり、今回で94回を数えるようになりました。教えていただくことが多いのです。
この会長が、会社経営は別として、日常の勤めの中で心がけてきたを挙げています。
・ いつも明るく振舞い、決して不機嫌な顔を見せ
ない。
・ 元気な大きな声で挨拶をする。社員には公平
に名を呼んで挨拶をする。
・ 常に居場所をハッキリ告げておく。
・ 社員に何かを言いつける、命ずる場合には、
その理由をハッキリ説明して納得させる。
・ 何かトラブルが発せいした場合は、関係者
双方の言い分をよく聞いた上で判断する。
・ 相手の言うことを終わりまでよく聞いてやる。
・ 社内各職場には満遍なく、できる限り顔を出
す。
などだそうです。
も〜う、自己反省もいいところで、自分としては何一つできていないことに愕然としてしまいました。
先日、ある金融機関の支店長と話す機会がありましたが、「融資は担保能力よりも、人物である。つまり経営者の人格がどのように経営にいい影響をもたらせているかの判断による。」と仰っていました。
会長の心がけてきた姿勢と支店長の言うことが一致し、自分の在り方が外れていたことをしっかり認識し、研鑽を積んでいきたいと思っています。
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08:17, Thursday, Feb 07, 2008 ¦ 固定リンク
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