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映画「私は貝になりたい」を観ました。
時間調整のために銀座マリオンへ行たのですが、丁度いい時間帯の映画がこれでした。
半分は居眠りできれば・・という思いで劇場に座ったのですが、とんでもない！涙々であっという間に時間が過ぎてしまいました。
戦争の残酷さと不条理と哀しみが、そして人間愛が描き出されていました。
時の流れを美しい四季で映し出され、その中にも夫が必ず帰ってくるという妻のひたすら信じる強さが感じられます。
主人公の清水豊松の死刑執行の前夜の苦しみと死刑執行時は必見です。
妻にあてた遺書には「今度生まれ変わってくるなら私は貝になりたい」と・・。その理由は？？？ぜひご覧になってください。
家族で写った写真を握ったまま、執行台へ進みますが、最後に写真を見ようとする前に頭に袋を被せられていしまいます。
私は戦争を知りませんが、いろいろな形で触れるこの残酷な出来事で、自分の中の何かが変わっていきます。
１０代、２０代の人にも観てほしいと思いました。
おまけがあります。
映画館を出たところで、TBSの人にこの映画を観た感想を求められました。時間がなかったのでお断りしましたが、翌朝のテレビで、このときにインタビューを求められた人が映っていました。年配の方ばかりでした。 |
13:40, Sunday, Dec 07, 2008 ¦ 固定リンク
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