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長野商工会議所の生活関連サービス部会と技能サービス部会の合同公演会が開催されました。
松本大学局員教授である庵豊先生が講師で、「好環境を生むビジネスのツボ」を演題にお話しくださいました。白馬村観光局長としてもご活躍です。
ご自分が白馬村の観光再生に取り組んだ事例を具体的にお話しくださり、長野県の一地域にあてられた光が今後広がっていくにはどうしたらいいのか、考えさせられました。
白馬村では、週3回、山ノ内町の野猿園、小布施、善光寺を回る日帰りバスツアーを実施しています。
特に外国人に人気で、スキーやスノボードを楽しみながら日帰りで少し遠出できるワクワク感が評判だそうです。このツアー、週2回を週3回に増やしたそうです。
オーストラリアからやってきた6人家族。1週間滞在して、このバスツアーも楽しんで、ここで使ったお金は約100万円といっていました。充分満足しているそうです。
白馬村のすごいところは、村で観光再生に取り組んでいるところです。
自分のホテル、ペンションだけが良ければいい・・というのでなく、村全体がどの方向を目指すのかをみんなで考え、努力しています。
もちろん宿泊施設の自然淘汰もあります。
また今の円高には、ほとんど影響が出ていないそうです。理由は、スノボードは、オーストラリアでやるよりずっと安いことと、そこに航空チケット代をかけて白馬にやってきて1週間で１00万円使っても、それだけの楽しむ満足感が満たされるからです。
そんな白馬村にもまだ多くの課題が残されていますが、今後の白馬村が楽しみです。
実はこの講演会、税理士会長野支部が担っている技術サービス部会長の引き継ぎも兼ねて出席させていただいたものです。
高野支部長の代わりに懇親会まで出席しました。
高野支部長から指示された12時までの長いお付き合いはできませんでしたが。 |
05:15, Friday, Jan 23, 2009 ¦ 固定リンク
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