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 | 私たちの信州ではとっくに2学期が始まっていますが、全国の多くの学校では昨日が始業日でした。 先週末は、夏休みの宿題の仕上げでどの家も大変だったことでしょう。
 
 ところで、「行楽の秋」という言葉があるように、秋の暦には休日が目立ちます。
 9月には敬老の日と秋分の日、10月には体育の日、11月には文化の日と勤労感謝の日、という具合に。
 
 最近では「ハッピーマンデー」とか言って、いくつかの休日は日を固定しないで月曜日に設定され、連休が多くなるようになっています。
 
 さて、この休日ですが、もともとは何かを記念するための日だったはず。
 つまり、これまでは「この日は、これこれのことを記念するために仕事を休みましょう」という日でした。
 ところが最近では、始めに連休ありき、始めに行楽ありきで、「記念」のほうはなんだか後からその口実のためにくっついている、という感じがしてなりません。
 敬老の日にしても、成人の日にしても、この日を期して先輩方のしてこられた尊い働きを労い、敬おう、この日を期して君たちは大人になったのだから、応分の責任を持ちたまえ、ということに勝って、この連休はどこへ行こうかな、何をして遊ぼうかな、という思いがどうしたって先行してしまいます。
 そういえば、成人式での若者たちの傍若無人な振る舞いが取りざたされるようになったのも、ちょうどこの「ハッピーマンデー」が導入されるようになったころからだったんじゃないでしょうか。
 
 「行楽」は、もともと「先憂後楽」という格言から来ていると言います。
 「まずは憂い、それから楽しもう」という意味です。
 それが今では、「前後楽楽」になってしまった、と憂えているのは、一人私だけでしょうか。
 
 でもやっぱり、今月の5連休は待ち遠しい・・・なんて矛盾している自分に苦笑です。
 
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 08:49, Wednesday, Sep 02, 2009 ¦ 固定リンク
 
 
 
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