| 
| ← | 2025年10月 | → |  
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |  
|  |  |  | 1 | 2 | 3 | 4 |  
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |  
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |  
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |  
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |  |  | 
 
 
 
 
 | 
 
 | 「民主主義というのは、一番言いにくいことを、一番言いにくい人が、一番言いにくい人に対してきちんと言えることではないか。」 たった今、朝読んだ本でこんな言葉に出会いました。
 
 民主主義という言葉を聞いて思い起こすのは、「自由」、「権利」。世の中の大方の声はそうかもしれません。
 つまりは、「だれにでも好きなことを、好きなときに、好きなだけ楽しめることが保障されている社会」ということになるでしょうか。
 
 それは間違ってはいないと思います。でも、そうしているといつの間にか、一番大きな声の人が、一番言いやすいことを、一番言いやすい相手にガンガン言っているという、この言葉の真逆の状況になっている、ということが往々にして起こりそうです。
 これすなわちファシズム。
 
 これと、本当の民主主義との違いは、要するに「コミュニケーションがない」という一点に帰するでしょう。
 
 京都のあるケースワーカーの方が言われたというこの名言、職場で、家庭で、また会議で、折に触れて思い出す価値のある言葉なのではないでしょうか。
 
 (注)ちなみにこの本とは、
 寺久保光良著『福祉が人を殺すとき』、(アケビ書房刊)
 
 | 
 05:44, Monday, Feb 08, 2010 ¦ 固定リンク
 
 
 
 | 
 
 
 |