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任意後見契約を結ぶことを希望しているＫさんをお訪ねすることが、ささやかな楽しみでもあります。
しばらくご無沙汰でしたので、電話をしてみたら、体調を崩されたとのこと。まだ自分のことは一人でできる方ですから、調子が戻ったら連絡をいただくことになっていました。
久しぶりにお会いしてきました。
Ｋさんの2歳のときの写真を見せていただきました。長野市に古くからあるナカジマ写真館で撮った写真です。
そして結婚式のときの写真。その写真には、花嫁のＫさんは写っていますが、Ｋさんの夫なる人が居ません。これこそ劇的な結婚でした。
見合いでは有りましたが、Ｋさんの夫となる人とは、北京に渡って日本人学校の先生になっていました。その後を追って、Ｋさんは北京に嫁ぐ決心をしたのです。終戦になる1年前でした。
終戦後二人で帰国し、長野に生活の居を構えました。子供ができなかったことが、ちょっと寂しいけれど、それも運命と・・しかし永〜くお付き合いできているお友達が何人も居るから有難いといっていました。
Ｋさんと出会ってからの時間は、Ｋさんの人生から見るとすごく短いものです。しかし、深さは、Ｋさんの他のお友達と同じくらいだと思っています。
出会いが大事と、よく言いますが、出会いだけでなくその後の関わり方がもっと大切だと思っています。出会っただけで終わってしまう関係もありますから・・。
Ｋさんとは、ある面では税理士の立場で接しますが、それだけでない深い関わりが更に深まっていくという関係に、私は多くの恵をＫさんからいただいています。 |
13:34, Saturday, Feb 27, 2010 ¦ 固定リンク
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