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 素晴らしい1日を送れた連休最終日。以前から気になっていた北穂池を訪ね歩いてきました。  バリエーションルートで、数えるしか登山者はやってきません。実際に前日北穂池でテン泊したという単独行の男性とすれ違っただけ。  私にとっては、天上の世界でした。
   9月の連休に登った明神岳。かなり前のような気がします。しかしあの稜線を歩いたのかと思うと、ちょっぴり自信が出てきます。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   横尾まで急ぎます。  今日のコースは、横尾から本谷橋までは一般コース。本谷橋からは横尾本谷へ行きます。やがて谷は右俣と左俣に分かれます。左俣の方が難易度か高い。  北穂池には左俣を詰めていきます。詰め切るとカールに飛び出します。黄金平というそうです。すれ違った単独行の人に教えてもらいました。  そこから岩稜の基部をトラバースして北穂池です。
   バリエーションルートですから、地図にはルートが載っていません。情報はネット。通常1泊2日コースですが、これを日帰りでやってきたので、帰りはヨレヨレ。  上高地からの最終タクシーに間に合わないと困る・・・と横尾から上高地までのラストスパートは、2時間弱で歩きとおしました。これが何より疲れた・・。
     横尾谷に入ると覆いかぶさるように見えてくる屏風岩です。いつもクライマーが取りついています。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   やがて見えてくる北穂岳。あの北穂岳の東側のカールまで行きます。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   何人もの登山者をごぼう抜きにし、本谷橋に到着。  ビックリです。この登山者。前日は涸沢カールのテン場には、1000張のテントがあったとか!小屋泊まりを含めると4000人と聞きました。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   ここから一般登山道と離れて横尾本谷をさかのぼります。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   誰もいない別世界。川の水の音がするだけで静かです。  しばらく行くと正面に南岳が見えてきました。なぜかホッとする・・・。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   やがて二股に来ました。左俣を進みます。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   ビックリ。雪渓が残っています。万年雪でしょうね。この雪渓の上を歩きますが、いつ踏み抜かと怖い。静かに、静かに・・。  落石の音も時々しました。不気味。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   北穂の滝です。もう凍りかけていました。
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   左俣を詰めていきます。天気はいいし、岩を飛び移ってどんどん高度を稼げるのが面白い。気持もいい。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   そして突然カールに飛び出しました。黄金平といわれているところです。目の前にワッと現れた南岳の雄姿。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   そして大キレットの稜線です。
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   キレットからは、すぐ近くにいるような感じがするほどの登山者の声が聞こえました。  素晴らしい空間に、しばし時間を忘れます。黄金平といわれるのが分かります。    誰もいない。この時間、場所を独り占めできる幸せは、何物にも代えがたい・・・。オカリナを持ってこなかったことが悔やまれました。この自然の中でオカリナを吹いたら、どんなに良かっただろうかと・・。残念。
   北穂池を目指します。慎重にトラバースをしていくと、池塘が現れました。きれいな水の色。空の色をそのまま映しているようです。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   北穂池かと間違う池塘。凍っていました。向こうには常念岳が見えます。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   カールから30分ほどで、北穂池に着きました。  感激です。澄んだ空気。暖かい日差し。花の時季なら、天国の庭園でしょう。草の上に寝転びながら、風の声に耳を澄ませ、再び南岳や北穂岳に目を移します。  至福の時です。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   北穂岳の姿です。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   さあ下山です。黄金平まで戻り、登ってきた左俣を一気に下ります。こうしてみるとかなり急。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   慎重に足を運び、ただひたすら下るその途中、目に入った紅葉です。優しく迎えてくれたような、ちょっと嬉しかった。
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04:44, Tuesday, Oct 11, 2011 ¦ 固定リンク
  
 
 
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