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烏帽子沢右俣〜赤岩の頭
 実に妙義山系は面白い。

 今回狙ったのは、籠沢支流の烏帽子沢右俣から烏帽子岩と赤岩の中間の稜線に登りあげ、更に赤岩の頭のピークに立つことであった。
 縦走路に赤岩の標識があるが、実際には赤岩は大きな岩稜帯で、そのピークは登ってみないと分からない。
 赤岩のピークを勝手に「赤岩の頭」と呼ぶことにした。

 烏帽子沢は、渇水期なのでほとんど水がない。
 沢登というより岩稜のクライミングだ。気を付けていないと、烏帽子沢の入渓点も通り過ぎてしまうぐらい地味。

 しかし烏帽子沢に入ってしまうとすぐにチョックストンのの滝が現れる。
 ここでもう感動。ここは左岸のルンゼから高巻き。このルンゼは、足元が分からないくらい落ち葉で埋め尽くされていた。

 二俣からは右俣を選ぶ。
 あっという間に奥の二俣に到着。左の沢を進むが、ここからが快適な滝の直登が始まるのだ。滝といっても渇水期。乾いているところを選んで登りあげた6つの滝。
 いや〜楽しかった。
 最後の支沢は明るい方を選び、急斜面を登りあげて烏帽子岩と赤岩の中間の稜線に出た。

 ここでビールタイム。まだまだ時間はたっぷりある。やはり赤岩の頭を探して立とう!と意気込んで赤岩の標識のあるところから北西に回り込んで詰めた。
 ルーファイが難しい。
 しかし高い方へと進んでいくと正面に烏帽子岩が見える末端まで行くことができた。

 一番高い。GPSで確認すると、そこが赤岩の頭に間違いない。
 やった!気分爽快。赤岩の頭に立ったその証として、邪魔にならないように木の枝に巻きつけた赤テープ。誰かが見つけてくれるだろうか・・・・?

 自己満足の世界を過ごした1日は、地震騒ぎで終了した。




 国民宿舎から一般登山道の籠沢コースを進む途中に見える御殿の風穴。あの風穴にも行ったのだ。

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 紅葉と青空がまぶしい。

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 烏帽子沢入渓点。

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 こっちは籠沢本谷。

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 烏帽子沢に入渓してすぐに表れたチョックストンの滝。

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 滝を直登できないか・・・ダメだ。

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 滝の左岸のルンゼから高巻いた。

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 30分弱で二俣。

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 右俣を進む。

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 紅葉を愛でながら進むと奥の二俣。

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 ここは左の沢を行く。

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 振り返れば風穴尾根の風穴が。あの風穴にも足を運んだ。

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 大きなサルノコシカケが。

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 そのそばには、赤い虫が。埼玉のニッシン皮膚科のドクターなら知っているだろうな。

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 F1  6m。

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 クライミングだ。

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 F2 5m

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 快適に登りあげる。

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 F3 10m

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 よっこらしょ!

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 F4 6m

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 右壁を登る。

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 F5 、F6と直登してまた沢が二つに分かれている。

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 どっちに行こうか迷うが、明るい方を選択。

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 こんな奇岩もみることができる。

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  稜線に飛び出したところで、一般道を歩いてきた登山者に出会う。どこを登ってきたか聞いてほしかった・・・です。
 赤岩が迫力だ。

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 穏やかな浅間山を眺めながらビールタイム。

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 定番のルート。赤岩の基部をトラバースしていく。

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 南西には星穴岳

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 この岩稜多も赤岩。名の通り岩肌が赤い。

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 一般道の標識から回り込んで、赤岩の頭めざしガンガン登る。稜線からの眺め。すごい高度感だ。

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 赤岩の頭と烏帽子岩(右)

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 赤岩の頭

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 赤テープを巻かせてもらった。誰か探してほしい!

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 3回の懸垂下降で下った。空中懸垂もあった。これも楽しい。

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 目印になった奇岩。下山はどうしてもルートが分からなくなってしまうので、特徴ある岩などを覚えておくのだ。

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 一般道に戻ったら3時。秋は暗くなるのが速い。5時前には国民宿舎の駐車場につかなくてはならない。丁須の頭は、今日は眺めるだけ。

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 夕暮れの風穴稜の風穴。

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 ほっと心が和む。

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 鶴峯ジャンダルム。あそこのピークにも立ったが、他に立った人がいるだろうか・・・。あの時の感動を思い出す。

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 夕暮れの御殿の風穴

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17:25, Sunday, Nov 23, 2014 ¦ 固定リンク

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