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 | 松本盲学校に引き続いて群馬県立盲学校でも租税教育が行われた。群馬県連の湯沢先生が学校側と調整をしてくれ、初めて実現した授業だ。 
 児童・生徒たちの素晴らしい反応に、湯沢先生から興奮した様子で連絡が入った。
 
 今年度作成した教材の最後のページに、税理士バッジを載せた。点字本においても触図で載せてある。これは湯沢先生のアイディア。
 そして今回の群馬県立盲学校での授業では、税理士バッジを触ってもらったそうだ。
 
 「税理士になるにはどうしたらいいの?」という質問もあったらしい。
 大学や弁護士試験は点字受験ができる。当然税理士試験も同様と思っていたが、どうなのだろう。
 
 湯沢先生が税理士法を調べてくれた。24条という厄介(?)な法律があるらしい。
 心身に故障あり、税理士業務を行わせることがその適正を欠くおそれがある場合には税理士登録ができないのだ。
 視覚障害者が該当するのかわからないが、やりたいことを目指す時の壁を感じてしまった。
 
 特別支援学校での租税教育は、関わる税理士にとっても大きな発見と恵みがある。
 湯沢先生は言う。
 「もし先生に出会わなかったら、特別支援学校の子供たちの接することもなかったし、存在すら知らなかったで終わっただろう。」
 
 税理士自身も世界が広がるのだ。
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 05:57, Friday, Feb 06, 2015 ¦ 固定リンク
 
 
 
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