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 | 9月の最終日と10月の初日はいい天気の2日間だった。そして私の気持ちも素晴らしく晴れた2日間だった。 
 今月に申告予定の相続税に関して、相続財産が確定した。相続人に集まってもらい内容を説明し、遺産分割協議の相談をしてもらった。県外からくる相続人もいて、ドクター一家でもあることからこの日になったのだ。
 事前に個々からはどの遺産を取得したいかの希望などが耳に入っていた。もしかしたらすぐには決まらないかもしれない・・・という思いはあった。
 
 相続人は4人。後見人のついた妻と姉弟3人である。
 地元にいる相続人が亡くなった父親や母親の介護をずっと行ってきたことを、他の相続人は分かっていた。そして後見人がついたとはいえ、今後も母親の身上監護をおこなわなくてはならないことは、全員が承知していた。
 
 いろんな遺産分割を経験してきているが、両親を介護してくれた弟に感謝して、遺産分割もその寄与分を含めた内容にスンナリ決まったのだ。
 これは素晴らしかった。
 寄与で争うことが多いのだが、他の姉兄たちは今までの弟の両親に対する見守りを形に表して認めたのだ。そして「これからもお願いね。」の言葉があった。
 
 遺産分割は、代償金で調整する内容になったが、深夜にメールが入ってきた。
 「姉兄とも私の気持ちを理解してくれた分、自分にはあまりにも多くもらいすぎだと感じるので、再度3人で話し合って代償金を変更しました。」
 
 その金額は、3人ほぼ平等だった。
 
 
 
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 05:25, Monday, Oct 02, 2017 ¦ 固定リンク
 
 
 
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