| 真剣に目標に向かってチャレンジしたとき、そこに至るまでのプロセスを、私は褒めてあげたいと思います。 
 北京パラリンピック男子1500メートル予選。あと一歩というところで決勝進出を逃しました。
 しかし、日本新記録を更新し、彼は満足のいく試合ができたと言っていました。
 反面今後の課題もよく見えたようです。決勝進出を逃した悔しさはありますが、冷静に自分を分析し、日本新記録を出したことを素直に喜び今後につなげていこうとする姿勢に、すがすがしさを感じています。
 親としても、北京オリンピック競技場に足を運び、その場で走る息子の姿を応援することができたことは、人生において感謝する大きな出来事でした。
 
 ここ北京において多くの学びをしています。メディアを通してしか知らなかった北京の顔ですが、全く違った面を経験しています。
 パラリンピックの観戦だけでない多くの経験と発見が、北京まで足を運んだ賜物となっています。
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