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 | 社会福祉法人の決算真っ盛りです。 
 社会福祉法人が定款で定めている社会福祉事業も様々な分野がありますが、その事業を行うために、寄付金や国等からの補助金で成り立っている法人が大半です。
 しかし補助金を交付する国等からは、自分たちで資金を確保するよう指導され、補助金は年々減らされています。そのためにある程度資金が確保される事業を公益事業として定款に位置づけ、その事業を行うようになります。
 その場合、いくら公益事業であっても税法上は収益事業として申告する必要が出てきます。社会福祉事業を支えるために行う公益事業は、内容によっては課税対象となり、稼いだ金額から納税し、その残りを社会福祉法人として使うことのできる金となります。もちろん社会福祉事業のために使うのですから、その部分はみなし寄付金となり、税金はいくらか軽減されてはいますが・・・。
 
 監督官庁の厚労省や都道府県は、補助金を減らしつつ自助努力を促し、国税庁は課税せざるをえません。ここに、地道に社会福祉事業を行っている社会福祉法人の悩みがあります。申告書を作成する立場にとっても、複雑な心境です。
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 20:38, Friday, Apr 30, 2010 ¦ 固定リンク
 
 
 
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