| ← | 
2025年11月 | 
→ | 
 
| 日 | 
月 | 
火 | 
水 | 
木 | 
金 | 
土 | 
 
|   | 
  | 
  | 
  | 
  | 
  | 
1 | 
 
| 2 | 
3 | 
4 | 
 | 
6 | 
7 | 
8 | 
 
| 9 | 
10 | 
11 | 
12 | 
13 | 
14 | 
15 | 
 
| 16 | 
17 | 
18 | 
19 | 
20 | 
21 | 
22 | 
 
| 23 | 
24 | 
25 | 
26 | 
27 | 
28 | 
29 | 
 
| 30 | 
  | 
  | 
  | 
  | 
  | 
  | 
 
  
 
 
 
 
 
  | 
  
 その少女Aさんは、9歳の時に両親を亡くしました。それ以来、Aさんの叔母が母親代わりとなって、Aさんを育ててきました。  当時Aさんは未成年者でしたから、未成年後見の制度を利用する必要がありました。遺産相続や死亡保険金受け取りにも必要だったからです。Aさんの叔母が未成年後見人です。
   それから9年。  Aさんは、この春大学に進学するまでになりました。
   Aさんに関しての未成年後見事務が提出され、後見人である叔母と面接をしました。  後見事務報告に書かれている内容だけでも、未成年後見の場合は、涙を誘うものが多々あります。ましてや後見人との面接の中では、一つ一つの話が心に響き、ちょっと恥ずかしいくらいに泣けてしまうことがあります。
   Aさんは、法律関係の大学を選択したそうです。目標を持ってここまで生活してきたそうですが、その目標とは自分が調査官になりたい・・というものだそうです。  未成年後見の手続きをする際、Aさんが接した家庭裁判所の調査官。その調査官の姿がずっと残っていて、Aさんは調査官を目指しているとのことです。  9歳の少女に印象強く残った調査官。寂しかったろうAさんの心に残された一つの灯でした。
   自分の生きている姿が、幼い少女に与える影響。このことをこの調査官に届けられたら・・と思いつつ、私自身の生き方はどうだろうかと反省が頭をかすめました。 |   
05:15, Thursday, Feb 17, 2011 ¦ 固定リンク
  
 
 
  | 
 
 
 
 
 |