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 確定申告期に突入ということで、今日の土曜日は、事務所出勤日としています。納税者が休日でないと事務所に来れない人もいるからです。
   今事務所に来所された方は、80歳になる父とその息子です。収用による不動産譲渡の申告と相続時精算課税制度の申告の依頼でした。  80歳の父親は、毎年、年金の確定申告書を自分で作成して市役所へ提出していました。自分で作成していますから、例えば配偶者控除額の金額など、数字がしっかり頭に入っています。
   「少し耳が遠くなっているけれど、医療費控除がない。病院へは滅多にかからないのが自慢だ!」とおしゃっていました。
   22年分の申告に関しては、特例を使いますので添付書類がたくさんあります。市役所や法務局で関係書類を取らなくてはなりません。息子は会社勤めですので、父親が自ら取得の手続きに行くことになりました。それも自転車で!  「えっ!自転車で?」  電動自転車だそうですが、それにしても何キロもあります。慣れているから大丈夫!と、張り切っていました。
   この親子を見ていて、すごく嬉しくなりました。息子は父親のことをそっと見守りながらも、父親のやりたい様にさせている。年齢的にも、一つ一つのことに時間がかかりますが、その作業が終わるまでじっと待っている。決して急かせるようなことは言いません。  お嫁さんも「お義父さん」と優しく声をかけます。やっぱりじっと待っています。  すごくいい家族なんだなあ〜と思いました。
   確定申告期間中には、多くの人と出会います。その人の人生の一部が申告書になります。大切なのは、その申告書の裏側にあるその人の人生を見つめることでしょうか。  仕事が忙しい反面、いい人生に触れることのできる時でもあるのです。 |   
11:35, Saturday, Feb 19, 2011 ¦ 固定リンク
  
 
 
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