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夏山縦走第3日目
 5日間の山行となると、全てがいい天気に恵まれるなんてことは稀かもしれない。3日目は雨具を着けての歩行となった。
 有難いことに大雨ではなかったことに感謝。時々は青空も見えたりした。
 
 薬師沢に沿って薬師沢小屋までは難なく行けた。
 多くの登山者は、この薬師沢小屋から雲ノ平を目指すが、私たちの今日の目的は高天ヶ原。大東新道を行くのである。
 この大東新道は、雨で増水したら通行止めになる。
 黒部川奥ノ廊下の河原のかなりきわどいところをしばらく歩き、A沢からE沢を越えていかなくてはならない。特に増水時はA沢とB沢間が通行困難である。
 
 大東新道はE沢まで結構楽しめるルートであった。E沢を抜けてからの急登は、北アルプス4大急登に数えてもいいと思うぐらいすごかった。
 
 A沢を抜けた場所である。
 先行する3人のパーティーの先頭者が、足を滑らして黒部川に転落しそうになり、2番目の人にザックを掴まれて、危うく難を逃れた場面を目の当たりにした。
 
 緊張が走る。
 
 気を付けなければと慎重に足を運んだつもりであったが、岩によじ登った途端荷物に後ろを引っ張られ、約2メートル下に仰向けのまま転落してしまった。
 落ちて行く自分が分かり、「岩に頭をぶつけたらどうしようか」と一瞬のうちに頭をかすめた。
 結果、大きな荷物がクッションとなって何一つ怪我はなかった。奇跡である。
 仲間たちからは「本当に悪運が強いんだから」と言われながらも、すごく心配した表情が和らいでいくその気持ちに感謝と共に、3点確保がきちんとできなかった自分に反省。
 
 先行するパーティーも、私の「あ〜」という大声に振り向き、体が固まっていた。

 同じような恐怖を味わったパーティー同士の絆(?)とでも言おうか、そこからは、お互いに声を掛けあい、追い越しあいながら目的地まで歩いて行った。

 こんなことがあっても、D沢では沢の水で冷やしたビールをのどに流し込むことは忘れなかった。これで気持ちが落ち着いたのだ。

 高天ヶ原はテン場がなく山荘泊りとなる。
 山荘から歩いて20分のところに温泉があり自由に入れる。山へきて温泉に入れるなんて、ス・テ・キ。3日分の汗を流せて気持ちよかった。
 そのあとのテラスでのビールも美味しかった。この頃になると青空が広がって、自炊の私たちは、そのままテラスで盛り上がってしまった。




 薬師沢は歩きやすいルートだった。

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 一つ目の橋のところで休んでいたら、後続者もここで荷物を下ろしていた。沢の水がおいしい。

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 8:45薬師沢小屋に到着。あっという間であった。この小屋でビールを仕込むことは忘れない。小屋前の赤い吊り橋を渡って大東新道に入る。

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 いきなり梯子。濡れていてちょっと緊張。

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 黒部川の奥ノ廊下。水が綺麗だ。

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 この河原を歩いていく。

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 滑落場所を最後に黒部川から離れていく。E沢が終わり高天ヶ原峠まで急登が1時間。やがて木道が現れ、13:00高天原に出た。気持ちのいい空間である。

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 高天ヶ原温泉からさらに足を延ばすと竜晶池がある。14:15着。ここも静かなところで、さらに先の夢ノ平からは、奥ノ廊下立石奇岩まで行く人もいるという。

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 温泉は小さいながらも満足のいくものだった。乳白色の湯は、ぬるぬるして気持ちよかった。

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06:04, Saturday, Aug 18, 2012 ¦ 固定リンク

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