政府は、ふるさと納税のパワーアップを検討中である。
ふるさと納税は、自分が居住する都道府県や市町村伊賀の地方公共団体へ寄付した場合、2,000円を超える部分について所得税の寄付金控除等を受けられる制度のことだ。 多くの自治体は寄付のお礼として地元特産品等を用意するなど各地で展開している。
現在住民税の寄付金控除額の上限は住民税の約1割されているが、寄付金控除の対象を住民税に1本化したうえで上限を2倍に引き上げる内容を、27年度税制改正に盛り込む方針だ。 また、制度利用をためらう理由の1つとも言われている確定申告を不要とすることも検討中だ。 寄付を受けた自治体から寄付者が居住する市町村へ情報を伝えることにより控除を受けられるようにする仕組みの導入検討中。制度拡充ということだ。
ふるさと納税は地元特産品をもらえるなど話題性は大きいが、「受益者負担の原則」の立場から、個人的には反対である。しかし各自治体の「お礼」の品を見ているとちょっと惹かれる・・・なんていう矛盾した人間でもある。 ふるさと納税はしたことがないけれどね。 |