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妙義にある登山禁止になっている金鶏山にも風穴がある。 調べてみると戦前までは登山道があったらしいが、今は全くの廃道で、その存在は古絵地図でしか確認できないらしい。もちろん私の手元には古絵地図はない。 僅かな情報を集め、今回は「金鶏の風穴」を訪ねた。
妙義らしい岩と藪の世界だった。 登山口となるところから涸れ沢を詰め、大滝にぶつかる手前で左の尾根に乗り上げた。そこから一度下りもう一つ左の尾根に取りつく。とそこはしっかり踏まれた跡があり、トラロープが! ああ、これが○○○バ盗団のものか・・・と記録にあったことに納得する。 トラロープは、どうやったらあんなところから設置できるんだろうかと思われるところから何本もぶら下がっていた。
その尾根からは風穴が見えた。案外近い?
そこからが大変だった。 この踏み跡につられると行き詰る。 さらに水平に左にトラバースして泥のルンゼを詰めていく。どうやったら風穴の基部に行けるのか。 ルンゼを詰めたところで、今度は右にトラバースして少し登りあげて風穴に出ることができた。1時間弱であった。
風穴は高さ15メートルぐらい?結構大きい。 風穴から覗く山は、正面に金鶏山、振り返って相馬岳。
この風穴を左から登り上げ風穴稜に出た。 風もなく暖かで気持ちがいい。360度の展望ですぐ下には道路も見える。
誰もいないこの空間で過ぎていく時間は貴重だ。 周りに見える山はすべて歩き通したという万感の思いに、人生何事も一つ一つの積み重ねだ・・・決して無駄なことはないとそんな思いにも誘われた。
下山は、泥ルンゼを下ったところから適当に斜面を下って行ったら駐車場の近くに到着した。
時間はまだ10時。時間はたっぷりある。ということで、もう一つの忘れ去られた道を行ってみることにした。
登山口となるところ。金鶏橋の近く。

県道196という標識のそばから入渓。最初は涸れているが、途中から流れが出てきた。この沢を詰めていくと大滝にぶつかる。

左の尾根を二つ乗越と金鶏の風穴が見えた。

案外近い?

泥ルンゼを詰め、風穴の基部を左から右にトラバースすると風穴に行ける。

風穴から正面に金鶏山

振り返ると相馬岳と茨尾根

風穴の左を登りあげる。

細い岩稜の末端。赤テープをつけるのを忘れた。

茨尾根から鷹戻しの頭、西岳

白雲山、天狗岳、相馬岳

富岡市内

適当な斜面を下って下山した。
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04:33, Monday, Dec 01, 2014 ¦ 固定リンク
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