レイネ~ローレン(イトレサンドヘイア)

 2025年6月4日

 レイネはロフォーテン諸島のモスケネス島に存在している。

 今日はモスケネス島の最北端にある半島をトレッキングすることにした。朝タクシーを予約して10時に迎えに来てもらう。ノルウェーのタクシーは時間が正確だ。帰りの予約もしたが、「大丈夫、任せておけ」と言われ安心してトレッキングがスタートできた。

スタート地点からはフラックスタドイの山々がよく見える。

駐車場のゲートを越えて山の斜面につけられたトレースに沿って登っていく。

 この辺りは長野の里山の春に近い。咲いている花は少ないけれど7月になると一面にいろんな花が咲くんだろうね。

タチツボスミレ

ウマノアシガタ

高度を上げていったら、湖のある小さな谷の入り口に到着した。国立公園の標識もあった。

ドウダンではないし・・・。

ハゴロモグサ

君の名は?

数少ない花を写真に撮りながら登っていったら稜線に出た。広い。いくつかのトレースができていて好きなルートどりができる。

 なんとなくまっすぐ進んでいったら、テントが設営されていた。真夜中の太陽を見るためにここに居るのかな。

左のまあるいのがテント、右奥にはフラックスタドイの山並み。

眼下にはイッテルサンドビーチ

崖っぷちに沿って進んでいく。

あの先端が最北端。

地形が複雑な形になっていて、いくつかのピークを越えていく。右側注意。

初めて見る花。日本にはないかも。

最北端の一つが見えてきた。地形が複雑に削られてカニのはさみのようになっている。カニのはさみの一つも最北端。

リュウキンカ

なぜかワタスゲ

カニのはさみの最北端にやってきた。ケルンがあったので1つ積んだ。

もう一つの最北端を目指して進んでいく。

ターコイズブルーの海がきれいだ。

サクサクと歩いてもう一つの最北端に来た。ここにも大きなケルンが。もちろん一つ乗せました。

小さい岩礁もいくつかある。

東方面。

なんと小屋があった。避難小屋?しかしカギがかかっていたから避難小屋じゃあないだろう。

 戻る時間が来た。標識があるわけでないので、山の形を見ながら方向を確認して進んだ。途中にあったテントまで戻ってきてホッとした。あとは来た道を忠実に戻っていけばいい。

可愛らしい花。これも日本にはないかも。

カタバミ

数少ない花を見つけながら下山してきた。林道に出て上を見上げたら、今歩いてきた稜線でルートがよく分かった。

 ゆっくりと歩き回ることができた1日。ロフォーテン諸島って楽しいわ。