2025年6月7日
Ågvatnet 湖はオー村にありこのÅgvatnet 湖の周りにはハイキングコースのルートがある。1日ゆっくりと歩いてみようとロルブーを飛び出した。

最初は時計回りで西の半島をピストンするつもりであったが、実際にはぐるっと1周した。約10キロのコース。
昨夜ナイトハイクできたところ。ここから先が未知のルートだ。Ågvatnet 湖の対岸に聳え立つ山々。格好がいい。


少しずつ山の表情が違って!目の前がÅgvatnet 湖。

途中湖岸コースト山道コースに分かれていた。左手前に立っている鎖の支柱を利用して下に降りるのが湖岸コース。このまま高台を歩いていくのが山道コース。

山道コースを選択してガンガン登った。しかし道が非常に悪い。木の根が出ていたり、岩が連続していたり、水浸しでかなりぬかっていたりで歩きにくい道だ。
右手奥(東方面)がオーの村。

素晴らしい山が近づいてきた。

山道コースのビューポイント。ケルンがあり、私も一つ乗せました。

ビューポイントから湖岸コースに降りるらしい。なんとなく踏まれているルートを下った。湖岸コースも同様に道が悪い。
木道が設置されていた。こっちのコースが一般的なのだ。

ぬかるんでいるからリュウキンカがたくさん咲いていた。

リュウキンカ

正面に見える丘が目的の西の半島。あそこまでまだ1.4キロある。

浜になっているところがあった。ここで靴に着いた泥を洗い流した。目的の丘も少し近づいたかな。

ここは木の橋が設置されていた。この橋を渡ったらテント2張りがあり、女性が読書をしていた。いい時間を過ごしているんだろう。ここまでテントを持ってくる甲斐があると思う。オー村っていいところだ。
小さい流れだが川を渡るために設置されていた木橋。一般コースだから。

いよいよ目的の丘の基部に来た。飛び石で対岸に渡った。

目的地に到着した。振り返ってお気に入りの山を仰ぐ。少し雲が出てきたのが残念。

東方面で、その奥がオー村。

この丘からピストンでスタート地点に戻る予定だったが、まだ時間は沢山あるので湖畔を1周することにした。ここから約5.9キロの道のり。陽は沈まないから遅くなっても心配ない。
少し躊躇したが悔いを残したくないので時計回りを続けることにした。
ここから先も道は非常に悪い。ただ緑豊かで、野生的で、美しいエリアだ。何人かのパーティにも出会った。
対岸から見えていた滝。雪解け水が滝になって湖に流れ落ちてる。その音も響いている。

不思議なのは、電気もなく、多分水は湖から取水するのだろうけれど、ここに建っている家はなんだろう。日常生活では使用できないだろうし、別荘としても、ここまで2~3時間かけてくるようになる。しかも歩きで。不思議、不思議。でも素敵だ。
不思議な家

Ågvatnet 湖の北側ルートに入ると、お花のオンパレードだった。




テガタチドリ

ツマトリソウ





小さな池があった。ここまでくればあと1.5キロぐらい。

天気に恵まれ素晴らしいトレッキングができた。
オー村に来て初めて知ったのは、いろいろなトレッキングコースがあること。今回は Ågvatnet 湖 の周遊だったが、もし今度来ることがあれば周辺の山々を登ってみたい。
明日は6:30のバスでレクネスまで戻り、レクネスからボー経由でオスロまでのフライトだ。まもなくロフォーテン諸島の時間が終わる。