戸隠33窟NO20(不動沢から大多和逍遥)

 2週間前に大多和窟を探し回ったが発見できず、帰りに戸隠地質化石博物館に寄った。そこの館長が33窟に詳しいということを聞いたので情報をもらいたくて。

 結論は、今探し回っている大多和窟には行っていないとのこと。「戸隠村石造文化財」には全体写真が載っているから、それで岩を確認するしかないとのことだった。

 確かに「戸隠村石造文化財」には窟全体の位置がわかる写真が載っていた。

 今回はもう一度その写真で確認してから、大多和窟探しをすることにした。それとその写真と今まで歩いたところから推定して、後一か所しかないという場所を地図上特定した。そこへ行くには不動沢を遡行し、奥の二俣を右俣へ。以前に赤滝を見に行ったが、赤滝から斜面を取り付くか、奥の二俣より前で斜面に取り付き尾根を利用してトラバース気味に目的の岩まで行くかだ。

2024年7月27日 ルート図

「戸隠石造文化財」に載っている写真で確認。鏡池からの全景で、丸印の岩壁にあるらしい。

 今回は、途中から斜面に取り付きトラバース気味に目的の地図上目指す岩壁に行くことにした。

 結果はダメだった。どん詰まりの岩壁からトラバースができなかったのだ。そして何度も歩いているルートに引き込まれた。こんなことって・・・。

 まあ新しい窟にも出合えたからいいけれど、探し続けている大多和窟はどこに・・。次回は不動沢の奥の二俣から赤滝へ。赤滝近くの左岸の壁を探してみる予定だ。

岩壁をトラバースできず、少し下ったら見つけた窟。

この窟は立派だが、33窟には数えられていない。何回この窟に来たことか。前回もこの窟でビールタイムをしている。

台座のようなものが転がっていた窟。ここは初めて。