仲良し3人組の活動が再開した。誰かがどこかへ!という話題を持ち出すと、すぐに日程が決まって目的地に出かけたり、ランチ会をやったりで、結構楽しんでいおる。
その再開を記念してのすぐに決まった旅先は青森県。以前から行きたいと思っていた仏ヶ浦に決まった。2泊3日で、メインは仏ヶ浦。そのほか三内丸山遺跡や大間に足を運ぶ予定で9月5日にスタートした。
私は断然飛行機派。二人は新幹線で向かうというので、現地集合の現地解散とした。もう嬉しくて仕方ない。一人でも行こうと思っていた仏ヶ浦に、仲良し3人組で行けるのだから。
青森空港までJAL便で。レンタカーで新青森駅まで二人を迎えに行った。合流してすぐに三内丸山遺跡へ。
ガイドツアーで縄文時代の村体験。

今も発掘調査を続けていて、第50次調査として、第2号道路跡北端周辺で行っている。墓が列状に並んで造られているところの発掘調査。

南盛土。大量の土器や石器、土偶などが土と一緒に捨てられ、約1000年間で丘のようになったところ。捨てられた土は平らにならされていて、捨てっぱなしになっていないところに意味があるらしい。本当のことは分かっていないが、神事が行われていたのではないかということらしい。

竪穴建物(復元)。床は地面を彫り込んで造られていて中央には炉がある。

これも竪穴建物。

中に入ってみた。栗の木で組まれている。この床にある炉は中心でなく奥にあった。

手前は大型竪穴建物跡。後ろに掘立柱建物。

掘立柱建物(復元)。地面に穴を掘り柱を立てた高床式の建物。

掘立柱建物

大型掘立柱建物。これは研究中で未完成。柱は栗の木で組み立てられている。屋根がどうなっていたかがまだ分かっていない。こうした高い建物を建てた目的も不明だが、三内丸山遺跡の象徴となっている。

大型掘立柱建物跡。6本柱の長方形の建物と考えられているとのこと。柱穴は直径深さとも約2m、穴の間隔は4.2m。深さや感覚に何か意味があるんだろう。太古のロマンだ。

ミュージアム館内に展示されていた縄文土器。

土偶

土偶はみんな女性という説明書きがあった。これは大型板状土偶で重要文化財になっている。

円筒上層式土器。

ガイドさんの最後の言葉「地上にはロマンがあり、地中には真実がある」が心に残った。