戸隠33窟NO14(三層窟・象窟・毘沙門窟)

 戸隠33窟の探検は、約1年前から始まった。面白くてやめられない。空振りに終わることも度々。1回で窟に出合うのもいいけれど、何回かチャレンジしてやっと窟に出合った時の喜びって大きいんだわ。

 今まで2回探し回った三層窟をリベンジ。1回目は象窟から行こうとしたが、乗り越える岩を間違えたようで断念。2回目は奥社の裏の沢と尾根を利用して行こうとしたが、藪が濃くて断念。今回は3回目。戸隠山登山道から象窟が見えるところから谷に降りるルートを検討した。

 ハーネスをつけて50mロープを背負った。できれば三層窟から仙人窟と五色窟まで行きたかったので、今回も気合が入っている。

2024年7月7日 ルート図

戸隠山登山道の標高1600m辺りで象窟が見えだす。

 象窟も興味のある人や、実際に行ったことある人にしかわからないだろう。登山道沿いの大木を支点にして20mほど下降した。

 さてそこからどうするか・・・?下降到達地点から少し登り上げれば象窟。1回目に象窟に行ったときに偵察した大岩の基部を右に回り込んでいけば三層窟に出るんだと思う。情報が少ない中での行動なので、もしかしたらまた空振りになってしまうかも。そうだとしても行くしかない!

 ロープをたたみ大岩の基部を目指して急斜面を登っていった。ロープが重いわ。

 大岩の基部に到着。ここからこの岩の基部を右に回り込んむんだ。岩の壁に取り付いた。きわどい足掛かりと手掛かりでぐんぐん壁をトラバースしていく。 少し先に進むと岩に沿って急下降。 このルートでいいんだろうか・・・とちょっと気持ちがザワザワした。

 ふと上を見上げると石祠が!あった。ここが三層窟。確かに3個の窟が重なっている。

中段にあった石祠。

三層窟の1ノ段。全体の左下にある丸形の窟。

2ノ段とその上に3ノ段。

2ノ段の窟に登り上げた。石祠が3基あるはずだが、そのうちの1基が立派に立っていた。

ここに来た人が置いたのだろうか?石祠の前にいくつかの石が置いてある。

何か文字が刻まれているが解読不明。

中段に上がって上から見下ろしてみた。

中2段の石祠には「天照大御神」と彫られている。

中2段から3段目の窟をのぞいてみた。何もなかった。

東のほうには、塔ヶ岩が見えた。

南には飯綱山。その右奥は根子岳。

 三層窟から谷を登り詰めていくと仙人窟に出るはず。しかし木々がしっかり茂って見通しが悪い。木々の間から見える岩壁のどこかに四角い形をした仙人窟があるはずなんだけれど。ここから先は晩秋になっていからにしよう。ルートのないところを進むには、やはり見通しが効かないと難しいわ。

 三層窟の大岩を象窟目指して反対に戻った。途中からは1回目に歩いたルートに乗っかって気が楽になった。象窟を過ぎて最後のきわどい岩を登り上げると、毘沙門窟である五十間長屋が見えてきた。

毘沙門窟(五十軒長屋)

カノコソウにホッとする。

モミジカラマツ

 毘沙門窟の五十間長屋に到着した。ここからは一般道で下山すればいい。ちょっと気が抜けてどっと疲れが・・・。

毘沙門窟から戸隠連峰の一部がきれいに見える。

よく晴れてくれた。

シモツケソウ

今日もみどりヶ池は静かだった。