2025年6月1日
レクネスの2日目が始まった。トレイル・ヘッド・オッフェルスエイカメンへトレッキングするためにタクシーを予約しておいた。しかし時間になってもやってこない。フロントからタクシー会社に問い合わせをしてもらったら、何かの手違いだったのだろう。ドライバーが出払っていて、今から2時間後になるという。出鼻をくじかれてしまった。
レセプションの女性が、歩きだけで日帰りできるコースを紹介してくれた。Skjeringanという山で、素晴らしい眺望の山とのことだった。2時間待つのも時間がもったいないし、地図で説明してもらったら断然こっちのほうがいい・・・と思うようになった。行きましょう。

地図の〇印のところが登山口。多くは登山口まで車で行くが、歩いても約1時間(3.8㌔だそう)。じゃあということでホテルから歩きでスタートした。
登山口までは約50分だった。羊の牧場の中を通り抜けていくらしく、しっかりした柵が設置されていた。

アズマイチゲの花が満開っだった。

羊がたくさんいて、草を食べるのに夢中(?)で人の姿を観ても知らん顔だった。人慣れしてるのかも。

東方向に一つのピークが、地図で確認すると、あのピークを通っていくようだ。多分。

牧場を抜けガンガン登っていく。急登になったが、山登りらしくていい。アズマイチゲがたくさん咲いている。あの稜線に出たら北東に向かう尾根を行くようだ。

高度を上げるにつれ素晴らしい山々が目の前に大きく現れた。


稜線に出たところでメサ済山頂が見えた。一番右の先端だ、そこから先は切り落ちていて終点となる。

目的の山頂目指して歩いていくが、途中振り返るとずっとそこに佇んでいたくなる素晴らしい眺望。

北のほうにそびえていた山もお目見え。

ホテルの庭からも見えた山が、ここからは素晴らしい全容が。

海の色も青く、山には残雪があり、こういう風景に出合えて嬉しい。



目的の先端が近くなった。もう少しだわ。

山頂近くなって見えてきた山々。



後ろ遠くにスカンディナビア半島が見えた。

南方面にそびえたつ山々。いくら見ても飽きないし、山をやる人にとって見るとワクワク感が一杯だと思う。



誰もいない山頂で静かな時間を過ごした。
時折吹く風は強弱上がり、強い風は続くと寒くダウンを着込んだりした。風がないと暖かく、いつまでもここに居たい気持ちになる。
下山の時が来た。地図を見るとルートが複雑に込み合っている。方向を間違えると行き詰まることもあるだろう。何回も地図で確認しながら下山した。
一般道に入って山頂から見た山は里から見ても堂々としている。

