今年も櫻井よしこさんの話を聞いた。櫻井さんの話は、日常生活においてあまり意識しない部分を刺激してもらえる。いかに毎日の生活に追われてしまっているか・・・ということ。それだけに1年に1度のこの機会は大切だ。
台湾有事は日本有事といわれているが、台湾の次はフィリピンで、それだけに第一列島線を中国に取られないように話し合いが進んでいる。大混乱の中に日本があるからこそ、日本が中心となって世界のリーダーシップをとることが必要だが・・・、現状では難しい。
日本製鐵のUSスチール買収については、日本から鉄鋼業の幹がなくなってしまった。その原因は、3名の国会議員である、と実名を出してはっきり言っていた。その時の流行に乗ってしまう政治家はだめ。歴史観、国家観がない人間は政治家ではない。
日本を立て直す時である日本国に何が足りないか。歴史の書き換えが行われている。
そのほかイスラエル・イラン問題から核のこと、日本には見えないところで中国にコントロールされていることなど、日本人として目覚めなくてはならない内容だった。
この講演会には常連がいて、その人たちと今回の講演内容を振り返りながらディスカッションするのが楽しみ。
