令和7年度長野市やまざとビジネス支援補助金二次審査会が行われた。委員長としての自分は、毎年楽しみにしている長野市の事業である。中山間地域を活性化するために、その地域でビジネスを行う者に対して1団体当たり最高500万円を補助する制度だ。
その地域においての事業を実施することにより
①地域課題の解決
②地域における雇用の創出及び地域内への経済波及効果があること
③地域との協力・連携など地域の活性化が期待できる事業であること
につながり、事業の実現性、発展性及び継続性のある事業計画の策定がなされていること等が審査基準になる。
令和7年度対象の応募団体は、一次審査を通過した4団体が二次審査会に臨んだ。各団体はそれぞれ工夫を凝らしたプレゼンテーションを行った。中山間地域で行う事業が、ボランティアではなくどのくらい商売として成り立つか・・・。
長野市のこの事業がスタートしたときから審査員を務めているが、近年は第1回の時よりもかなりバージョンアップした内容の事業が応募され、採択された団体は事業の展開を行い、大きく変わった地域もある。
長野市市長も、中山間地域の活性化を公約に入れているが、その一旦を担わせてもらっていることに感謝。
二次審査会を通過した団体は、地域の住民自治協議会との意思疎通を行ったうえで、市長が採択することになっている。
