高輪ゲートウェイ シティ

 高輪ゲートウェイに新しい街が誕生しつつある。初めて行ってみたが、「新たなビジネス・文化が生まれ続ける国際交流拠点」をコンセプトに、複合都市が形成されている高輪ゲートウェイシティを視察した。

 ここは明治に日本で初めて鉄道が走った際に、日本技術と西洋技術の融合でイノベーションを生み出した場所で、JR時代になった頃から車両基地として使われていたとのこと。
 その後、車両基地における留置車両数を減らすことができるようになり、約13haの用地が生み出されることにより、土地を有効活用するための開発計画が進んでいるということだった。

 広大な施設を見学した。

 高輪ゲートウェイ駅前のツインタワー。正面がSOUTH棟で、左奥がNORTH棟。SOUTH棟は地上30階・地下3階でJWマリオットホテル東京が入っている。そのほかオフィス、商業施設、コンベンションホール、カンファレンス等の用途がある。NORTH棟は地上31階・地下5階でオフィス、フィットネス、クリニック、エネルギーセンターなど。

高輪ゲートウェイ駅からの眺望。右がNORTH棟、左がSOUTH棟。

高輪ゲートウェイ駅。

JR東日本は、高輪ゲートウェイ駅を「過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点」とし、訪日外国人を出迎える国際交流拠点の玄関口となることを目指しているということだった。改札を入ると、駅とは思えないほどのゆったりとした空間があり、そこでの時間を楽しめそうだった。

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