長野県経営者協会の賀詞交歓会が開催された。冒頭に行う新春講演会では、松本薫氏をお招きしての講演だ。松本薫氏は、ロンドン五輪女子柔道金メダリストである。リオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得している。
『野獣が見つけた、本当の強さ』~挑戦はいつからでも遅くない~という演題で、五輪メダリストとしての経験を踏まえての話と、実際に柔道の実技を壇上で披露してくれた。
一番印象に残ったのは、リオデジャネイロオリンピックでの準決勝の際のことだった。対戦した相手は今まで勝率100%なので、「負けるわけがない。メダルを手にした姿が先行。」と試合に臨んだ気持ちの甘さが負けになってしまった。
そのあと、自分をどう切り替えたかというと「自分がどの場所にいたいのか、勝つしかない。」という思いだったそうだ。
五輪が終わって帰国する羽田では、メダリストとその他の選手たちとの扱いが違って、メダリストとしての栄光を浴びながら帰国したい。その栄光の場所にいたい、という思いで3位決定戦に挑んだそうだ。
私には「自分がどの場所にいたいのか」という一言が深く残った。
講演会の後の賀詞交歓会は300人ぐらいの者が参加し、盛大であった。



