奥能登被災地視察

 北陸3県(福井県、石川県、富山県)・長野県経営者協会での役員協議会が開催された。今年は石川県が当番で、能登半島の被災地の復興状態を視察した。

2025年7月11日 ルート図

金沢駅からバスで「のと里山海道」を走行して輪島市まで。輪島市の被災地や仮設建物を見て回った。

のと里山海道 を走っていると、何事もなかったような風景が続く。

輪島市に入った途端、まだそのままになっている倒壊した家や倒壊しかけた家が出てきた。

ここからが朝市通り。地震が来る半年前に、ここに来ている。あまりの様変わりに胸が痛んで・・・。

重機の奥には造り酒屋の倒壊した姿。

賑わった朝市通りも、今はここから先は立ち入り禁止。

復興は遠い先。

仮設住宅

廃墟になっているのか・・?

昔はここまで鉄道が来ていて「輪島駅」となっている。

かつての輪島朝市がここにあった。

のと里山海道もまだ復旧中。

 実際に来たことがある場所だけに、地震による被害を目の当たりにして衝撃を受けた。こうした状況の中で生活をしている人たちのことに思いを寄せながら、何ができるか・・・。このままで終わってはいけない。ふと自分の生きる方向性に何かがはじけた気がする。

 石川県経営者協会の役員から「今日の視察でどう思われましたか?」と聞かれ、とっさに言葉が出なかったのはなぜだろう。

金沢市の夜は平和だ。