| 
| ← | 2025年10月 | → |  
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |  
|  |  |  | 1 | 2 | 3 | 4 |  
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |  
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |  
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |  
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |  |  | 
 
 
 
 
 | 
 
 | H医療法人のO理事長は、女医先生です。今月は、この医療法人の申告がありますので、決算のため訪問させていただきました。といっても、私はもっぱらO先生とおしゃべり。職員が傍らで不明点の調査をします。 
 O先生は、人生を私よりは永く経験してきていますが、まるで少女のようです。それでいて一緒にいるだけで、人の気持ちを和ませます。
 ドクターですから、患者を診察し治療するわけですが、O先生と会話をするだけで治癒してしまうような気がします。
 
 お邪魔すると通される部屋は、いつもO先生のプライベートルーム。窓が大きくて緑の多い庭が見渡せます。ここから見る風景は「絵になる」と職員が言っていました。
 
 「亡くなった母が、16〜7年前に書いたのし袋が出てきたの。あら〜、と思いながら、またそっと仕舞ったわ。」
 さらっと言いながら、実はなくなった親に想いを一瞬寄せたO先生。
 「妹がね、少し若い時の母の写真を見ながら、母の肖像画を描いたの。診察室に飾ったわ。」
 
 O先生の素顔に触れながら、仕事ではないところで、人生に対する想いの共有ができる関係作りは、私にとってこの税理士という仕事をやっていてよかった…と思える時でもあります。
 | 
 05:29, Thursday, May 21, 2009 ¦ 固定リンク
 
 
 
 | 
 
 
 |