信州パーキング・パーミット制度

 長野県では、信州パーキング・パーミット制度を平成28年4月20日から実施する。

 この制度は、障がい者や高齢者など移動に配慮を要する人からの申請に基づき、県内共通の利用証を交付する制度である。
 この制度の導入により、障がい者等用駐車場を利用できる人を明確にすることで、障がい者等用駐車場を必要とする方が駐車場を利用しやすくなることを目指しているとのことだ。

注意事項として
 (1)利用証は路上駐車を認めるものではないため、道路上では使用できない。

 (2)この利用証は、他人への貸与や譲渡はできない。

 (3)基本となるのは一人ひとりのゆずりあいの心。
長野県では、
本当に必要な方が必要な駐車区画を利用できるよう、ご理解とご協力をお願いします。

といっている。
 対象となる駐車区画だが、これは当制度の趣旨に賛同した施設の障がい者等用駐車場に限り、対象区画には、県が配付する案内表示が掲示されるそうだ。

 この利用証と一緒に協力施設の一覧表が送られてきたが、長野市ではたった11か所の施設しかなかった。松本市や上田市は100以上の施設が協力している。
 この違いは何だろうか・・・。
 地元の長野市の状態は、寂しいものである。

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