曼殊院門跡

 江戸時代初期の代表的書院建築の萬殊院は、歴代、学徳すぐれた層の多かった名刹とあった。
 圓光寺からゆっくり歩いて15分。洛北の空気を感じながら、曼殊院門跡に向かった。普通に住宅街を抜けていくことがちょっと不思議な世界。ほとんど人に会わずのんびりとした散歩が楽しめた。
 残念なことに内部は全て撮影禁止。
 印象に残ったのは襖絵や障壁画は狩野永徳や狩野探幽のものであったこと。それらを描いたそのドラマが心に響いた。

 

名勝庭園指定の枯山水。禅的なものと王朝風のものとが結合して、日本的に展開した庭園として定評があるそうだ。
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