サンアントニオ

 2019年12月31日

 今年最後の日はサンアントニオで過ごしている。
 まずはまっしぐらにインフォメーションセンターへ。ここには3日間しかいないので、効率よく目的を果たせるように情報収集からだ。
 ダウンタウンの中心にあるアラモ砦の真ん前にある。もうこの広場に来ただけで、テンションが上がった。

 

アラモの戦いのメモリアル。アラモ広場にある。

 

 いろんな情報をゲットして、まずはSan Fernando Cathedral(聖フェルナンド大聖堂)へ。
 12時からの礼拝出席した。
 聖フェルナンド大聖堂はメイン広場に面しており、その広場は市民の憩いの場となっているようだ。

 

San Fernando Cathedralとメイン広場。

 

 San Fernando Cathedral(聖フェルナンド大聖堂)は、1739年3月9日にスペイン王フェリーペ5世がカナリア諸島から招いた15家族の招待客にその起源を置いている。
 テキサスで最も古い教会として、サンアントニオの精神的、文化的な生活の中止として今に至るまでその機能を果たし続けている。

 

礼拝堂

 

祭壇

 

祭壇の横にも祈りの場がある。

 

祭壇奥には、黒いマリアが祀られている、ここも祈りの場となっている。

 

主教が司式をする奥にある祭壇の前まで行くことができ、そこで祈っている人もいる。

 

San Fernando Cathedral(聖フェルナンド大聖堂)から西のほうへ歩いて行った。

 

近代的な建物が建っている地域。

 

 少し西へ行ったところのスペイン総督邸はクローズしていた。1716年、アラモの司令官の住居として使われるはずだった。テキサス州に現存する唯一の18世紀スパニッシュ・コロニアル様式のタウンハウス。

 

スペイン総督邸の外観。

 

 さらに西に進むと、テキサスでは最大規模のメキシカンマーケットであるヒストリック・マーケットスクエアがある。

 

ヒストリック・マーケットスクエアの入り口。別世界に飛び込んだ感じ。

 

メキシコ民芸品やメキシコ料理のファーストフード店が並んでいる。陽気なマリアッチが流れている。

 

 ダウンタウンの中心地を流れるサンアントニオ川の両岸にはリバーウォークと呼ばれている遊歩道がある。
 サンアントニオ川は自然の川ではなく運河であるということを、昨夜空港から乗ったタクシーのドライバーに聞いた。

 

よい雰囲気のあるリバーウォーク。

 

リバーウォークにはたくさんのレストランがあり、リバー・エッジ・カフェ(川岸のカフェ)でゆっくりと食事をした。

 

テキサスビールで乾杯。

 

ハウスサラダ。ナッツとレーズンが入っていた。ドレッシングもおいしい。

 

トルティーヤとたっぷり野菜の入ったスープ。これもおいしい。

 

 メインディッシュは、ビーフとマッシュポテトとズッキーニのプレート。写真撮るのを忘れた。これもとても美味しく感激。

 

デザートはレモンケーキとカプチーノ。

 運河を眺めながらゆっくりとランチを楽しんだ。Perfect!

 

 次に向かうはアラモ砦。
 1836年 テキサスがメキシコから独立するための戦場となったところで、2015年に世界遺産となった。

 

アラモ砦の中央のアラモ聖堂。

 

展示・アラモホールの前の噴水。

 

修道士の中庭

 

修道士の中庭にある伝道所の井戸。

 

騎兵隊の中庭と彫像。

 

 アラモ砦という名で知られているこの砦は、18世紀にスペイン人によって造られた。フランシスコ会の修道会によってサンアントニオ・デ・バレロと名付けられたこの地域は、1724年から1793年に至るまでフランシスコ会の支配に服したとのことである。
 
 歴史の勉強だわ~。
 
 テキサス州は、当時メキシコの領土であったということにビックリ!アラモ砦の戦いによってメキシコから独立し、10年ほどテキサス共和国という独立国であった。それが1845年にアメリカ合衆国の28番目の州となったんだって。

 

こんなに素敵な柱が歩道に立っている。

 

運河を上から見下ろすと・・・。

 

夕暮れのリバーウォークを歩いてホテルまで戻った。

 

 まもなく2019年が終わる。サンアントニオで2020年を迎える準備。静かに時間が過ぎていく。