神奈山(かんなさん)

 昭文社の「妙高・戸隠・雨飾」の地図にある1900m以上の山や三角点で取りこぼしていた神奈山。標高1909.0mの山で妙高山の外輪山である。
 朝起きたら天気がいい。ちょこっと登ってこようか・・・。地図で確認すると往復6時間の山。ならば4時間ぐらいでピストンできるかもしれない。
 ビールとコーヒーをザックに入れいざ出陣。登山口となる関温泉を目指した。
 8:05スタート。登山道のある山だからいつもと違ってとても気が楽だ。ガンガン登って、あっという間に八方睨み。ここまでは笹などの藪払いがしてあった。有難う。
 八方睨からの妙高山と大倉山。ちょっと木々が邪魔していたが妙高山の北面についた雪も確認できた。ここからは偽ピークを二つ越して約30分で山頂に到着。誰にも行き会わなかったし、誰もいない。残念なことに妙高山はガスの中に入ってしまった。
 時間はまだ10時。2時間で登ってしまったから下山は1時間だろう。となるとビールタイムはここでは無理。飲酒運転になってしまうもんね。ゆっくりとコーヒーを楽しみ下山に取り掛かった。
 スキー場近くになってススキの中を漕いでいく。ススキの穂が風にゆっくりとなびいていて気持ちいい。秋だわ。往復3時間足らずであったが、秋の山を楽しむことができた。いつもの藪漕ぎが全くなかったけれどね。

 

2020年10月18日 ルート図

 

スタートしてすぐに姿を現した妙高山

 

展望台といわれるところからの眺望。雲海の上に斑尾山が美しい。

 

スキー場最奥から見えた目指す神奈山。左の稜線は藤巻山へと続く稜線。

 

ここから登山道。気持ちのいい道が続いている。

 

ツバメオモトの実

 

シラタマノキ

 

紅葉の真っ最中。藤巻山からの尾根。

 

八方睨みはもうすぐ。

 

八方睨みからの眺望。

 

紅葉がきれいだ。ドウダンツツジ。

 

一つ目の偽ピーク。

 

妙高山と紅葉。

 

2つ目の偽ピーク。

 

10時、神奈山の山頂に到着した。

 

神奈山の山頂から。妙高山はガスがかかってきた。

 

地元の山が確認できてうれしい。

 

ススキの穂が風に揺れていた。