三十三間堂

 大阪へ所用で出かける際にちょっと途中下車した京都。以前から行ってみたかった三十三間堂へ足を運んでみた。
 京都駅前からのバスの乗り場の確認は、さすが観光地であるだけに、明確で簡単だ。これだけでも感動してしまった。
 三十三間堂には、バスで10分弱。スイカも使えて大変便利である。
 国宝三十三間堂には、観光バスが何台も来ていた。駐車場には、駐車時間20分以内とあったが、そんな少ない時間で見て回れるのかな・・・?
 写真撮影ができないのは残念であるが、じっくりと何体もの千手観音と向き合うことができて嬉しい。あっという間に2時間という時間が過ぎ去った。
 中央の中尊を中心に左右に各500体の千手観音が安置されている。慈悲深い表情に心洗われる思い。
 千の手が42本の手に省略されていて、『中央で合掌する2本の手以外の40本の手で一手が二十五有界の衆生をすくい四十手に二十五を乗じて千手といい,一手ごとに一眼を持っているので千眼という。』とのことだ。『千の手と目はどんな人達でも漏らさず救済しようとする広大無限の慈悲の心を表している。』というような説明書きがあった。また各手にはいろいろな物を持っており、一つ一つに意味がある。残念なことに、その内容までは書き留められなかった。
 お堂は約120mあり、正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれるようになった。
 雨であったが、いい時間を過ごせたと思う。

 

三十三間堂

 

池泉

 

庭にひっそりと咲いていた。

 

手水舎