赤顔山~男山~天狗山

 川上村に通い続けて気になっていた山。地図で調べたら赤顔山という。見る場所によっては岩稜のかたまりの山で、うずうずと登りたくなってくる。じゃあ~ご挨拶に行かなくては。
 赤顔山だけでもいいのだが、せっかくならバリルートで男山から天狗山まで登ろうか。男山と天狗山は15年ぐらい前にピークを踏んでいる。積雪期の今に登るのも面白いだろう。スタートを大深山遺跡とした。
 1日中天気は保障されている。うきうきと早朝に家を飛び出した。
 大深山遺跡の中を適当に進み赤顔山に続く尾根に取り次いだ。岩山なので、雪がついているところは慎重に。緊張を強いられながらあっという間に1598mの三角点(点名・穴沢)を経由して赤顔山に到着した。眺望はといったら、木々の中から南方面だけが見えた。女山と高登谷山がよく見える。
 いつもの儀式をして先に進む。
 ピークを過ぎた鞍部からは素晴らしい眺めが待っていた。一つ一つ山を確認する。さあ~男山までがんばろう。
 だんだん雪が深くなってくる。男山へ続く稜線に出たら何日か前の踏み跡があり、少し楽になった。山頂直下の急登を越えて15年ぶりに立った男山山頂からは、富士山もよく見えた。風もなく穏やかだ。少し早いが至福のビールタイムを堪能した。
 男山から天狗山までは、無雪期ならば2時間ぐらい。雪の状態でどのくらいかかるか!天狗山からは大深山遺跡まで一気に下るので、少し先を急ぐ。
 垣越山を経由して天狗山まで2.5時間かかって到着した。
 なんせ途中から見える山々をその度に確認しているのだから時間もかかる。
 天狗山からは今まで歩いてきたルートや三国山から群馬県県境の山々までよく見えた。
 いつか群馬県境の三国山から御座山までを歩いてみたい。南川金一氏の「続・山頂渉猟」をバイブルに、南川氏の足跡をたどりたいと思っている。

 

2021年2月11日 ルート図

 

赤顔山へ登りは岩稜で楽しい。

 

切れ立っているところは慎重に。

 

1598.0m三角点。点名・穴沢。

 

赤顔山とその左奥に男山。

 

赤顔山への途中、木々の間から南方面だけが見えた。北岳がうっすらと。

 

赤顔山山頂でいつもの儀式。後ろに天狗山が見える。

 

赤顔山山頂からの眺望。これだけしか見えない。

 

先に進んだら、南アルプスも見えてきた。右奥に北岳が真っ白だ。

 

雪のついている尾根を行く。

 

やがて気持ちのいい鞍部に出た。ここからの眺望がいい。

 

今日初めてしっかりと姿を見せてくれた天狗山。

 

これから登って行く男山(左ピーク)。右の稜線に乗っかるのだ。

 

さらに進んで行くと、東に天狗山とその右に1580mピーク確認。天狗山の岩稜を下ってあの1580mピークに立てたら面白いんだけど。

 

男山の山頂が見えてきた。

 

男山山頂!後は八ヶ岳。三角点名は男山。

 

男山からの眺望。右のピークは男山。

 

あれは御座山。

 

そして富士山が見えた。左手前は瑞牆山。

 

男山から垣越山へ向かう途中振り返ると男山と八ヶ岳が。

 

垣越山の空。

 

少しづつ天狗山が近づいてくる。雪が深くなってきているので足が重たいんだわ。

 

登ってきた赤顔山も見える。

 

天狗山は崖マーク。正面に瑞牆山から国師だけの稜線がきれいだ。

 

天狗山山頂。

 

今年中に歩きたい稜線を確認。

 

群馬県境との稜線だ。南川氏の「続・山頂渉猟」が私のバイブル。

 

浅間山も見える。

 

歩いてきたコースの点名・穴沢から赤顔山。右奥は八ヶ岳。

 

赤顔山から続く男山とその後ろに八ヶ岳。男山からの歩いてきた稜線の確認。

 

男山から北西に伸びる稜線もきれいに見える。正面に蓼科山も。

 

川上村村内から山を確認。これではっきりした。あ~すっきりです。赤顔山から男山までの歩いた稜線も。

 

赤顔山。

 

見る方向が違うと山の形もこんなに違う。川上村に通い続け、気になっていた山の確認ができてうれしいです。