一平沢~ツバクラ山~御座山~弥次ノ平~石仏~茶屋ノ平

 少し前から長野県と群馬県境の尾根を歩き通したいと思い、地図とにらめっこ。ショナミの頭と御座山をどう繋げるかがを検討。今回は、沢を利用して御座山まで。御座山の避難小屋で一泊して翌日は弥次ノ平からぐるっと周回して茶屋ノ平から下山するルートを計画した。
 奥栗生に続く林道を利用して、南川金一氏は弥次ノ平に登っている。南川氏からは、今回利用する一平沢の1キロ先にゲートがあると聞いていたが、一平沢の200mぐらい手前にゲートが設置されていた。
 6:45に出発。すぐに一平沢が現れ沢に入っていくと一平沢。この沢の高巻きが核心だったかも。一平沢は水量は少ないが、5つの滝がありすべて直登は無理。地図上の水線が消えるところからは傾斜もなだらかになり、御座山の一般道には約5時間で到着した。
 ここからツバクラ山を目指す。人の歩いた気配がなくツバクラ山頂直下は岩稜で楽しい。2つ目のピークがツバクラ山山頂であった。木々の間から御座山が見え、山頂に立つ登山者の姿がよく見えた。
 ツバクラ山から1時間弱で御座山の山頂。素晴らしい景色が広がっていた。御座山山頂から北西陵へ。岩稜が続くルートが面白い。北西陵ノ頭の最先端まで足を延ばしてみた。
 一夜を過ごす避難小屋は快適。深夜鹿の書き声が何度も聞こえた。
 2日目の朝は御来光でスタート。朝焼けの八ヶ岳がきれいだ。
 6:20ごろに小屋を出発し、まずは弥次ノ平を目指す。広い尾根で分かりづらい。尾根を外さずに進んで行くと2000mピークを過ぎたあたりで大きな岩稜に突き当たり、ここでルーファイミス。1時間ぐらい行ったり来たりして岩稜に乗り上げたはいいけれど、岩稜の先端が切れていて先に進めない。仕方ないから引き返し仕切り直し。よくよく見たら岩稜の左側にいい巻道があった。
 ふ~。こんなで弥次ノ平には4時間かかった。弥次ノ平は樹林の中で広い平坦地になっている。南川氏が見つけた弥次ノ平のプレートは分からなかった。南東端の1980mピークまで行ってみると石柱が設置されていた。ここが最高点。
 さあ~石仏に向おう。
 1791mピークまでは倒木が多く乗越すのも一苦労。ガンガン進んで行くとやがて開けた平坦地に設置されている三角点があった、石仏の山頂に到着したのだ。点名・会所。朝スタートしてから6時間であった。山頂からはショナミの頭から大蛇倉山の稜線が見えた。今度歩く予定のルートだ。
 ゆっくりとビールタイム。ほぼ目的を達成した満足感。後は茶屋ノ平経由で、できればずみ岩のピークを踏んで下山。
 ずみ岩へは、地図に現れていない岩稜が続き途中で断念してしまった。
 2日間かけて歩いたルートを見て、満足満足でした。

 

2021年4月24日~25日 ルート図

 

一平沢に入渓。水量は少ない。

 

C1、一平の滝。左を高巻くが、ここが核心部であった。

 

ハシリドコロ

 

ハシリドコロの花の中

 

コガネネコメノソウ

 

C2。これも巻く。

 

C3。次から次へと滝が現れるが、登れない。

 

ジロボウエンゴサク

 

ガンガン登っていったらコバイケイソウの群生地

 

一平沢の空。

 

C4。またまた巻いていく。

 

C5。滝はこれで終わった。

 

鹿の角が落ちていた。

 

御座山に続く登山道に出たのでツバクラ山へ向かう。ツバクラ山へは人が歩いた形跡が全くなく気分がいい。栗生峠に通じる尾根を進んで行く。途中から御座山北西陵が見えた。

 

御座山。山頂に人がたっているのが見えたので、「お~い」と声を張り上げたら、手を振りながら「お~い」と答えてくれたわ。

 

露岩を乗り越えてツバクラ山山頂へ。

 

ツバクラ山山頂から約1時間で御座山避難小屋に到着。きれいな小屋だ。

 

小屋に荷物を置いて御座山山頂へ。誰もいない。

 

御座山山頂から、今登ってきたツバクラ山を見て嬉しくなる。右のピークがツバクラ山。後ろには八ヶ岳。

 

東方面には両神山。

 

北方面には浅間山が遠くに見える。

 

南アルプスも。北岳が光っている。

 

見慣れた山々も見る場所によって違う。山が特定できて、これがまた嬉しいんだな。

 

御座山北西陵の頭。あの頭まで行ってみる。

 

北西陵ノ頭に立った。

 

御座山北西陵ノ頭から御座山を見上げる。

 

御座山山頂で岩遊びを楽しんでいたら夕暮れが。夕日が沈んでいく。

 

素晴らしいシルエット。

 

月が出ていた。初日はこれでお終い。

 

25日の朝。間もなく御来光。

 

八ヶ岳が朝日に赤くなってきた。

 

南アルプスも。手前は男山。

 

避難小屋を6:15に出発した。まずは2000mピークを目指していくが、広い尾根でなかなか分かりずらい。忠実に尾根をたどっていくと2000mピークに到着した。いつもの儀式。

 

少し先に開かれた場所があり、あ~見えた!正面に天狗山その後ろに北岳と甲斐駒ヶ岳。

 

この先でルーファイミス。激藪を進んだり、戻って露岩に登り上げたりしたが、結局行き詰まり途中まで戻った。ここが今日の核心部。

 

巻道を発見したらすごく簡単に1974mピークまで歩いてしまった。1.5時間のロス。1974mピークでいつもの儀式。

 

すぐに弥次ノ平に到着。南川氏は「弥次ノ平」のプレートを見つけたらしいが分からない。南東端の1980mピークまで行ってみる。そこには石柱がたっていた。

 

いつもの儀式。

 

弥次ノ平から石仏に向かう。セリバオウレンを見っけ。

 

1971mピークまでは倒木地帯。

 

見えてきた石仏。

 

藪はほとんどなく簡単に石仏に到着した。「点名・会所」

 

いつもの儀式。

 

石仏からの眺望。

 

茶屋ノ平を目指して進んで行く。振り返ると石仏。

 

下には南相木ダムとダムを囲む山々。

 

ガンガン進んで行くと今日歩いてきた弥次ノ平が見えた。

 

1760mピークを登りその先の鞍部から沢筋で下山にかかる。途中ひっそり咲いているヒメイチゲを見つけた。