ルイス島4日目・聖コロンバ教会とルイス城

 雨なのでトレッキングができず、ならバスを利用して昨日行き損ねた聖コロンバ教会へ行くことにした。

 バスの乗り方がちょっと分かりずらい。本数も少なく、地元の人たちは慣れているだろうが、路線は番号で区切られている。しかし同じ番号で、バスターミナルを同時刻に出発するバスがあり、それぞれルートが違うのだ。

 聖コロンバ教会はエギニスという地区にあり、バスはW5線に乗車する。ターミナルの職員は不親切だった。バス停のことを聞いても「私は知らない」、バスの路線ルートを聞いても「そこに貼ってある」とそっけない。いやいや欲しいのは細かい路線図なんだけど・・・。

 W5の乗り場もよく分からず、バスを待っていた人に聞いたら「ここ」というので、待っていた。W5のバスに乗車して地図を見せながらここに行きたいと言ったら、ドライバーが「あっちのバスだよ」と教えてくれた。しかもそのバスまで行って、ドライバーに伝えてくれた。そのバスもW5。何が違うのかわからない。

 降りるときに、帰りのバス停と時間を教えてくれた。確かに持っていた時刻表には、このバス停も時間も乗っていない。

 地元の人たちは分かっているバスルートと時間。観光客には使いずらいのかも。多くは、マイカーで移動しているからね。

ルイス島で初のバス体験。

バスを降りて南側の海岸。昨日行った半島に続くくびれたところだ。教会のほうへ行けばまたすぐ海。

 ゲートをくぐったら目指す聖コロンバ教会が見えてきた。聖コロンバは、アイルランド、スコットランドなどケルトの人たちにとって、大変重要な聖人だ。

聖コロンバ教会

14〜15世紀に建てられたルイス島で最も重要な中世の教会遺跡だそうで、中世には主要な教会として使われた。その後島を支配したマクラウド家の首長やマッケンジー家の埋葬地となっている。

 その後島を支配したマクラウド家の首長やマッケンジー家の埋葬地となっている。

 建物のうち屋根付きの部分の中は静謐さが漂っていた。これが東チャペル。

 ロデリック・マクラウド7世(1498年没)とマーガレット・マッキノン(1503年没)を記念する彫刻が施された墓石が2枚。

東チャペル内。

東チャペルの中から西チャペルを見た。

西チャペル

聖コロンバ教会の外観。

聖コロンバ教会は北の海に面して建てられていた。

教会から出て肝がん戦に沿って北のほうへ行ってみた。こんな花が咲いていた。

 ぐるっと周遊して元のところに戻ってAignish Farm Raiders Monument を見上げた。この記念碑は、19世紀末にスコットランドのハイランド地方で起きた土地闘争である肥沃な土地を追われた小作農たちの権利運動における歴史的な暴動と民衆の勇気を称えるために建てられたものだ。

アイニッシュの暴動の記念碑

 記念碑には、「Many of them sleep below. This ground they hoped to gain. The pity is they cannot know. Their raid was not in vain.」と刻まれている。

 和訳すると「彼らの多くは今、この下に眠る。手に入れたいと願ったこの土地の底に。不憫なのは彼らがそれを知る由もないこと。だが、彼らの襲撃は決して無駄ではなかったのだ。」

記念碑から聖コロンバ教会を見た。

記念碑を通り越して、聖コロンバ教会の脇から北側の海の浜まで行ってみた。

右手に聖コロンバ教会

 来るときのバスのドライバーから教えてもらったバス停でバスを待つ。予定時間を何分過ぎたら歩いて帰ろうか・・・なんて考えていたら、時間通りバスがやってきた。よかった・・・。とにかく海外の公共交通機関は何があるかわからない。タクシーが一番確実だと思う。

 嬉しい気持ちでバスに乗り込んだ。チケットは往復で購入してあったので、見せるだけでOK。よかった。

 ストーノウェイに戻ったら、次はルイス城へ行く。本当は計画にはなかったが、雨で動きずらいので歩くのに影響きたさないところを選んだ。

ターミナルからぶらぶら歩いて行ったら、笑っちゃいそうな像が。

ルイス城の敷地の入り口。

ルイス城は、港を見下ろす高台に建っているビクトリア朝のゴシック・リバイバル様式のお城。

入り口から10分ほど歩いてルイス城の全景が出てきた。

沢山の散策路があって、好きなように歩きまわることができる。

ルイス城の近くに来た。

ぐるっと回ってルイス城の正面に。入館は無料だった。

ルイス城の舞踏の間

 今日の目的も終了しホテルに戻ることにした。

 これはルイス島の信号。青に変わったかと思うと10秒ぐらいで赤になってしまう。高齢者が渡るのは大変。そしてここルイス島は、どうも車優先らしい。積極的に横断歩道で止まる車は少ない。それだけに信号機は重要かな。

2026年7月6日 ルート図