ルイス島8日目・ハリス島の蒸留所

 ルイス島を去る時が近づいてきた。今日が1日遊べる最後の日。計画してきたところはすべて回ることができた。更には現地で教えてもらったガラポストの立岩も行くことができた。

 最後の日は、せっかくだからとハリス島まで足を延ばすことにした。ハリス島には蒸留所があって、ここで造られたジンをレストランで飲んだ。ハリス・ジンといってとても有名だ。

 蒸留所の見学は予約制なので、蒸留所に併設されたショップに行くことにした。

 ストーノウェイからバスW10で約1時間。

 バスターミナルでは乗り場5番線となっていたが、どう見ても4番線までしかない。ターミナルでバスを待っている人に聞いたら、すぐそこだけれど一緒に行こうと歩きだしてくれた。その人は、荷物をその場に置きっぱなしにして。貴重品の入ったバッグもその場に。「荷物大丈夫ですか?」と聞いたら「It’s OK」だって。日本よりも治安がいい。びっくりだ。

 ハリス島行きのバスには、今までのバスよりは乗客がいた。でも10名ぐらい。途中2か所ホロ停車しただけで、あとは目的地目指してまっしぐら。

今日のバス

北ハリス島に入ったら山が多くなってきた。

 Scott Roadというバス停で下車。といってもバス停の目印は何もなく、客の希望に沿って停車するのだ。ここは北ハリス島と南ハリス島が交わる谷間に位置し、険しい山々の峰々を背景にした島の中心地ターバートだ。

 ほとんど人が歩いていない。走行車も少ない。まあいいか。

 まずは目的のIsle of Harris Distillery(ハリス島蒸留所)へ足を向けた。歩いて10分ぐらい。入り口からして温かみを感じる。

Isle of Harris Distillery

 店内に入ると、すぐ左手にテスティングコーナーがあった。ここで並んでいるウィスキーとジンのテスティング。

テスティングコーナー

店舗の奥にはショッピングコーナーがあり、たくさんのジンやウィスキー等が並んでいた。

 そしていつも訪問者をもてなすために段炉で泥炭を燃やしている。暖炉の前で自由に時間を過ごせるようになっていた。

しばらく Isle of Harris Distillery での時間を過ごして、ウェスト・ロッホ・ターバートへ行った。

遠くにハリス島北部にそびえるノース・ハリス山地が見える。

ウェスト・ロッホ・ターバートの北岸に位置するアルドバナッシュという小さな集落

ハリス島の岩山を背に並ぶアルドバナッシュの白い家々

ホザキシモツケ

ドッグローズ

エリカ・キネレア

スレンダー・セントジョーンズワート

ブラックベリー

フクシア(貴婦人のイヤリング)

 ターバート中心地に戻る途中に出合った花。日本で見かける花と似ているのが多かった。でも育つ環境も違うので、よく観察すれば違いがあるんだ。

 北ハリス自由教会へ行ったら、今日は結婚式。中には入れなかったけれど、おじさんがバグパイプを演奏していて素晴らしかった。

北ハリス自由教会

バグパイプを演奏し終わって教会へ向かう。スコットランドの男性の正装姿。タータンチェックの巻スカート姿。

花嫁と父親

北ハリス教会

ターバート長老派教会

教会の前にはにベンチがあって眼下に入江を見渡せる。

ターバートスコットランド教会

ターバートの東入江には船が停泊してる。

 ハリス島は約4時間弱の滞在だったが、静かな時間を過ごせるところだと感じた。観光客用の駐車場が街中に完備されており、車はたくさん駐車していたが人影が見えない地域。

 でも Isle of Harris Distillery に入るなり感じた温かさがこのターバート全体にあふれていて、ここに生活する人も訪ねてくる人も、みんな幸せな気持ちなんだと思う。

 ヘブリディーズ諸島最後の日は、この地域の大切にしている精神に触れることができた。

明日は昼のフライトでエジンバラへ行く予定。

2026年7月10日 ルート図