気が向くということ

 毎日仕事に追いかけられていて、その中でどうしても税理士が対応しなくてはならない事項がたくさんある。
 昨日はS法人に出向き決算内容の説明と株主総会の準備を進めた。役員と色んな打ち合わせをして終了。解散という時に、会長が「先生に依頼してよかった。」と敬意を表してくれた。私は嬉しかった。

 外出している間に職員に依頼しておいた申告書の作成。監査をできるばっかりにし、提出用の科目明細や概況書まで作り上げていた。申告書の下書きだけできていればいい・・という思いで支持していったのが、職員の気の向け方で先に進めていてくれた。私は嬉しかった。

 贈与税の申告書の作成を指示された職員。何のために贈与税の申告書の作成をするのかきちんと理解していた職員は、私の欲しいとする数字を打ち出してくれた。相続に絡んでの贈与税控除額である。被相続人からの特例贈与と他の者からの一般贈与が何年にも渡って行われていたのだ。私は嬉しかった。

 5月も非常に忙しい月だ。それだけに、気の向け方と工夫で仕事の仕上がりが違ってくる。みんな頑張っていてくれる。私は嬉しい。

タムシバ