ザ・ラストマン

 長野県経営者協会の碓井会長から紹介された1冊の本。元日立グループ会長の川村隆氏の著書「ザ・ラストマン」を手にした。

 川村氏の信念と経験から書かれたこの本には、読みこむほど引き込まれていく。あっという間に読めてしまうが、2度3度と読み返したくなる内容で、実際に今2度目である。1回目に読んだ時には心打たれた箇所に線を引いた。2回目に読んでみると、更に気が付かなかった気になる箇所がある。大事なのは、自分の中でどのように消化するかということか・・・。

 ラストマンになれる人となれない人の違いはどこにあるか?今目の前で起きていることに対してどう行動するかにあるという。逃げないで恐れずに立ち向かう。逃げる癖がつくと、簡単には消えないし、一生逃げる人生を送るかもしれない。

 コップに半分入った水を見て、「もう半分しかない」と考えるか「まだ半分もある」と考えるかの話はよく聞くし、自分でも「まだ半分もある」とポジティブな考え方をしてきた。しかしラストマンは「このコップに水を満たすにはどうしたらよいか」を考える、ということに私は教えられた。

 久しぶりに本を通しての人生のいい出会いがあったと思う。