連合長野・長野県経営者協会懇談会

 連合長野と長野県経営者協会の懇談会が開催された。今回は第4期目に入った阿部守一知事の所信表明をお聞きし、労使の立場から質問等をした。

 「信州の明るい未来を拓く121の約束」という阿部知事の政策集をもとに話をしていただいた。

 「多様性が尊重される暖かく公正な社会」の実現という項目。若者・女性や子供の幸福追求を最大限支援とあったが、そこに障がい者を入れてほしいという要望をした。阿部知事からの回答は、「障がい者については一人一人の問題意識を広げていく」ということであった。

 長野県では「障がい者共生条例」が施行されたが、目的は障がいを理由とする差別の解消だ。大切なことではあろうが、「障がいを理由とする差別」がない社会を作り上げることが大前提だと思う。この部分は、なぜか響かないんだなあ~。