コンセプシオン

 2017年12月29日

 コンセプシオンにはチキタノ族の集落がいくつもある。その一つにサンタ・リタというところがあり、そこではすべて手作りで綿製品の織物をつくっている。ここも家内工業だ。

 カラマノ岩といわれる大きな岩山は楽しく登れた。不思議とその岩山は森に囲まれ、森の中を歩いてスタート場所まで戻るのも面白かった。この岩山も25億年前の岩がそのまま残されているそうだ。

 教会所有という広い牧場とコルゼン湖と森。
 ここではネイチャートレッキング。ウラニアという珍しい蝶やトゥカンデラという巨大アリも観測できた。コルゼン湖にはアナコンダやワニが生息していて人間は遊泳禁止。湖というけれど日本の感覚だと池っていう感じだ。

 昨日行ったサポコ湖から流れ出るサポコ川も森に中を流れていて、子供たちが楽しそうに川で泳いでいた。岸辺ではバーベキューをやっている家族もあり、ささやかな娯楽なのかもしれない。

 コンセプシオンには、カテドラルのほかにもう一つ教会がある。
 サンタ・マリア・アウクシリアドーラ教会という。使え人の聖マリア教会である。ここも素朴なとても落ち着く空間が広がっていて、子供たちがテゼの練習をしていた。長崎に来たことがあるというシスターと話ができたことも嬉しかった。

 チキタノ族の小さな集落カンドラーリアを最後に訪ねた。
 ローソクという意味である。チキタノ族の集落の中心には必ず十字架が立っている。そして教会がある。
 コンセプシオンの大聖堂を修築したハンス・ロット氏がチキタノ族の集落の教会を建てている。そこに込められた祈り。今ではフランシスコ会が中心となっている。

 今日もいい1日だった。

 

チキタノ族のサンタ・リタでは、綿製品を作っている。
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最後の糸を切るところ。
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サンタ・リタの様子。ここも素朴だ。
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集落の中心に十字架と教会がある。
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カラマノ岩。ず~遠くまで岩が続いており、この岩が森に囲まれている。
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植物が生えているところも。
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森の日当たりのいいところで、パイナップル(?)を見つけた。
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教会所有のコルゼン湖。池という感じだが、この中にはアナコンダやワニが生息している。
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コルゼン湖を取り囲む森を探検。ネイチャートレッキングだ。トゥカンデラという巨大アリ。蜂以上に威力がある。
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ウラニアというアゲハチョウ。
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サポコ川では子供たちが水浴びを楽しんでいた。
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サポコ川の森を抜けると10家族ぐらいしか住んでいないチキタノ族の集落にでた。
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サンタ・マリア・アウクシリアドーラ教会
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鐘楼
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鐘楼を登ってみた。窓からは気持ちのいい風が入り込み、ここにも祈りが込められている。
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窓からの風景
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マリア像も祈りの場となっていた。
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今日最後に訪問したチキタノ族の小さな集落カンドラーリア。中心地から南西へ約20キロのところにある。同じように中央広場には大きな十字架が立っていた、
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教会とその前に鐘楼。
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礼拝堂はあまり使われていないようだった。
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