2018年1月1日
リヴィウに到着した。
ホテルにチェックインしてすぐに町に飛び出した。ホテルは、リヴィウの目抜き通りである自由大通りに面している。
目の前の並木道(自由広場)には詩人シェフチェンコの銅像があり抜群のロケーション。

まずはリヴィウ大聖堂に向かった。歩いて5分ぐらいのところにある。

14世紀に創建されたローマ・カトリック教会だ。素晴らしい礼拝堂。

緑の大理石とフラスコ画で飾られている。静かに音楽が流れ、しばし時間を忘れる。

ここは17世紀初めに建てられたハンガリー商人ボウイム家の廟。教会裏にありちょっと目を惹く。
リヴィウのパワースポットだって。外壁は聖書物語が石のレリーフになっている。

市庁舎のあるルィノク広場は旧市街の中心地。「ルィノク」は市場の意味で、中世に市場が立った場所。

市庁舎の周りにはギリシア神話の「アドーニス」神の彫刻が建っている。

ルィノク広場は観光客が一杯。
市庁舎を囲んで16世紀からの歴史建築が並んでいる。その建物は時計回りに番号が振られていて、順番に見ていくと面白かった。中には現在土産物屋さんだったりもしている。

1月1日の締めくくりは、リヴィウ大聖堂での礼拝に出席。荘厳な時間が流れた。

リヴィウって不思議な町だ。
ウクライナで最もウクライナ色の強い町といわれているらしい。リヴィウはリトアニア大公国やポーランド、ハプスブルク帝国の支配下に入ったり、ソ連の一部になったりして生き延びてきた。だからヨーロッパの感じがするのだろう。
人が多い割には落ち着く。







