焼山沢(美ヶ原)・鬼ヶ城

 上田市(旧武石村)から美ヶ原へ登るルートに焼山沢がある。途中焼山滝があって、一般道として楽しみながら登れるルートだ。その途中に「史跡・鬼ヶ城」と書かれた標識がたっている。その標識から鬼ヶ城までは登山道がなく、鬼ヶ城は岩峰だ。もちろん地図には鬼ヶ城は示されていない。
 一般道を利用すれば標識まで簡単に到達し、そこからルーファイして鬼ヶ城の登攀が楽しめるだろう・・・!ということで、いざ出陣とした。
 焼山沢ルートの登山口に駐車。入り口には通行止めの看板が立てられていた。???。
 50mロープといくつかのギアを身に着けスタート。
 気持ちのいい緑の中を進んでいく。しばらくは作業道を行くが、作業道のどん詰まりで焼山沢川を渡渉し、左岸につけられた一般道を進む予定であった。
 作業道の終着点まで来て愕然とした。
 多分昨年の台風の影響であろう。焼山沢川と左岸にあるはずの登山道は崩壊し、倒木が行く先を阻んでいた。ビ~ックリ。登山口に通行止めの看板があったことがうなづける。
 まあ~このようなルートは今までも何回も経験しているからなんてことないが・・・。
 行くしかない!
 登山道の崩壊により、基本沢の中を進んで行った。やがて現れた焼山滝。左から落ちているのが雄滝で右から落ちているのが雌滝。滝の近くまで行き、ここから左岸の斜面に取り付いた。足元が崩れそうで緊張を強いられる。尾根に乗っかったところで、残されていた登山道に出た。ほっと一息。ここからヒノキ沢に向かって降りていく。
 出てきました。「史跡・鬼ヶ城」の標識。
 さあここからが本番。
 ここまでも結構楽しめたが。
 ヒノキ沢へ下降し、そこから斜面に取り付いた。かなりの急斜面。しかし僅か20分ぐらいで尾根に乗り上げることができた。ここからは鬼ヶ城を目指して尾根を外さずに登って行けば岩峰の基部に到達するはず。
 ワクワクしながら先を急いで行く。
 鬼ヶ城の基部に到着。
 下から見上げるピークには大きな松の木がたっている。荷物を降ろして偵察した結果、西側に回り込んでフリーで登り上げることができた。素晴らしい眺望。南には王ヶ頭のアンテナがしっかりと立っていた。

 

2020年5月9日 ルート図

 

登山道入り口

 

焼山沢川

 

シロバナエンレイソウがたくさん咲いている。

 

シロバナエンレイソウ

 

オオカメノキ

 

ハイキンポウゲ

 

焼山沢川はこんなに荒れている。

 

登山道の崩落もすごい。怖くて近寄れない。

 

こうした沢を遡行していく。多分一般道ルートは崩壊のまま終わっていくんだろうな。

 

焼山滝の雌滝。

 

焼山滝の雄滝。

 

「史跡・鬼ヶ城」の標識が出てきた。

 

下から見上げると鬼ヶ城が。

 

鬼ヶ城に続く尾根に乗った。

 

鬼ヶ城の基部に到着。こうした岩稜が楽しい。

 

下から見えたピークの松の木。

 

岩の壁につつじが咲いていた。

 

鬼ヶ城のピークに立った。

 

いつもの儀式。

 

下を見下ろすと谷が深い。この下はヒノキ沢。

 

ギャップから見る王ヶ鼻。

 

最西端の岩。

 

ヒメイチゲ

 

タチツボスミレ

 

カタバミ

 

センントウソウ?

 

カタバミ

 

懸垂下降で快適に下山

 

ムラサキケマン