平等院

 何かの写真で平等院をみたら行きたくなってしまった。いいチャンスだったので、京都一泊して東福寺に行った翌日に平等院へ足を運んだ。

 秋の一日、観光客が大勢押し掛ける前にJRを利用して宇治まで行った。京都は観光客のための公共交通機関もしっかりしている。迷うことなく宇治に到着し、宇治駅からも楽しみながら平等院を目指すことができた。

歩いていたら歩道にこんな印が。

表門に到着。

 鳳凰堂は予約制。それでも割と短時間で入道できた。内部に入って簡単な説明があったけれど、写真はNG。本尊は阿弥陀如来坐像。雲中供養菩薩が壁に52躯のうち26躯。寄木技法の二重天蓋も素晴らしかった。

極楽浄土の宮殿がモデルになっている鳳凰堂を阿字池から。池に鳳凰堂が写っている。

六角堂

鐘楼。「姿(形)の平等院」として日本三銘鐘の一つとなっている。鐘身に施された装飾が美しく、この鐘は2代目。

南門。

浄土院。平等院の塔頭で浄土宗の栄久上人が平等院修復のために開創した寺。

浄土院羅漢堂。寛永17年に建立された。

不動堂

不動堂の中の不動明王。

 鳳翔館に入館した。梵鐘、鳳凰一対、十一面観音立像等、平等院にまつわる展示物が興味深かった。鳳凰堂で説明のあった9通りの来迎を描いた壁扉画については、解説書もあってとても面白かった。

観音堂。鎌倉時代前期に創建当時の本堂跡地に再建された。

 結構ゆっくり見て回ることができていい時間を過ごせた。

帰りに出合った紫式部像。来年の大河ドラマですね。