羽田~ヒースロー~マルタ

 久しぶりの国際線に乗ってワクワク。ルートは北極海上空を飛んで、約13時間のフライトだ。ビジネスシートは新しい形のボックス型シートだった。完全に個のプライバシーが保たれるようになっていて快適だ。

 シートベルトのほかにショルダーベルトもつけることになっていて、最初は戸惑ってしまった。

完全にプライバシーが守れるビジネスシートボックス。

 出発前にシャンパンをいただいた。この一杯がすごく嬉しいのだ。そしてさあ~これから出かけるんだ・・・とテンション上がる。

 機内食は和食をお願いし、素晴らしい食事の時間を過ごすことができた。

離陸して間もなく、窓の外を見たら真っ青な空に雲海。一つ一つが嬉しくなる。

やがて夕暮れ。この辺はどこだろうか。

 13時間なんてあっという間。ちょうどアンカレッジ近くを飛行しているときにオーロラが見えてすごく嬉しかった。CAさんが教えてくださらなかったら知らないままだった。感謝。

 フェアバンクスで初めてオーロラを見た時のことを思い出す。あの時と同じように、緑色のカーテン状のオーロラだった。

 大変な1年だったけれど、このオーロラが見えただけでもその苦労が報われた気がする。そして新しい年への期待感が高まった。

 予定より1時間早くヒースローに到着した。次の便は20:30発のマルタ行き。時間はたっぷりあるので、ラウンジで過ごすことにした。すごく上品な感じだけど、ANAのほうが充実している。

 マルタ航空はマルタ政府がオーナーらしい。搭乗時間が近づいたのに搭乗ゲートがまだ表示されない。???と思っていたら、なんと30分遅れで21:00の出発になるらしい。ラウンジにいるからいいけれど、そうじゃなかったら時間を持て余してしまっただろう。体も休めてよかった。

ラウンジから見える空港。

 マルタ航空は大型機ではないが満席であった。搭乗から出発まで結構時間がかかっていた。機内食はマルタ料理(?)が出されたが、ほとんど食べられなかった。

約3時間のフライトでマルタ空港が見えてきた。これからどんな経験ができるだろうか?

 予定より40分遅れてマルタに到着した。今搭乗してきた飛行機。後は荷物をピックアップしてタクシーでホテルに向かうだけ。タクシーはセンターで前払い。一定額で18ユーロだった。

 羽田のホテルを出てからマルタのホテルまで、トランジットの時間も含め28時間かかったことにびっくり。うちトランジットの時間が8.5時間あったからね。