管理職になりたくない

 毎月届く「長野SR便り」に載っていた記事の紹介。

 正社員の8割超が「管理職になりたくない」とのこと。
 マンパワーグループが、役職についていない正社員20代~50代の男女400名を対象に行った調査の結果、83.0%の人が「管理職になりたくない」の回答だったそうだ。
 年代別にみると「管理職になりたい」と回答をしたのは、20代は28.0%、30代は23.0%40台は10.0%、50代は7.0%であった。
 「管理職になりたい」と回答した理由には、報酬が増える(88.2%)、自分が成長できる(66.2%)が上位を占めている。
 一方「管理職になりたくない」の理由には、責任の重い仕事をしたくない(51.2%)、報酬面でのメリットがない(40.4%)、業務負荷が高い(40.4%)、面倒な調整業務が増えそうだ(28.3%)、部下育成に興味がない(20.8%)となっている。

 事務所においても7月から管理職を2名指名してスタートしている。二人に話を持ち掛けたところ、二人は快く引き受けてくれた。自分の損得よりも、事務所内部がスムーズに回っていくために、そして自分自身の成長のためにもそのポストについてくれた。頼もしいし感謝である。
 ジェンダーギャップ会議では、「男性は6割ぐらいの自信で引き受ける、情勢は9割ぐらいの自信で引き受けるという特性がある。」という発言があったが、みんなに平等に与えられているチャンスに手を上げないと損だよね。