女性リーダーの心得とチームづくり

 事務所の管理職の女性職員が出席したセミナー。『女性リーダーの心得とチームづくり』

 出席後に、受講者からレポートが提出された。その中身は、セミナーに出席して講師からもらった自分への気づきが書かれていた。

 「リーダーは生まれつきのものではない。努力によって、だれでもリーダーとして振舞い、組織に良い結果をもたらすことができる。」・・・という書き出しから、提出されたレポートは始まっていた。レポートに書かれていた内容は、いつも私が職員に望んでいた姿であった。

 モチベーションへの働きかけ方も学んでいる。そして経営者の立場での、私にとっての発想の転換もこのレポートには書かれていた。

 具体的には、カルビーの女性の活躍する新常識のこと。ある女性が執行役員の内示を受けたときに、当初は育児時短勤務のために無理と断ったらしい。しかし「勤務時間は関係ない、成果の出せる人を登用する」という一言もあって、執行役員に就任している。このことがきっかけとなり、女性の意識が変わり、子供のいる女性もどんどん活躍しているとのことだ。性別関係なく優秀な人を採用する。2014年には、時短勤務の初の女性工場長も誕生している。

 経営者側としても学びが多い。

 まもなく長野県経営者協会に属する女性経営者と連合長野の女性部との懇談会が開催される。働き方改革と女性活躍推進についていい意見交換がなされるといい・・・と思っている。